ディーラーで中古車を値引き交渉するときのコツやポイント

ディーラーで中古車を値引き交渉するのは、するだけ無駄なのでは?いえいえ、そんなことはありません。

中古車の値引きをするときには、ちょっとしたコツやポイントがあるようです。また、値引きをしてもらわなくても結果お得となる交渉術とは?

中古車の値段だけで、決めずに乗ってからのことも考えて購入を決めるといいのかもしれません。

ディーラーで中古車の値引き交渉はしにくいと決めつけてはいませんか?

車を購入する時、新車にするか中古車にするか迷いますよね。新車の場合は値引きをしてくれるとよく耳にしますが、中古車の場合はどうなのでしょう。

中古車は値引き交渉できないと思っていませんか?中古車でも値引きが可能です。車体や総額、販売店の経営状況にもよりますが、よほどのことがない限り値引き交渉に応じないという販売店は少ないです。

新車購入の時は一生懸命値引き交渉をするのに、中古車になると価格が安めになるので、中古車は値引き交渉をあまりしない人も多いのです。しかし中古車を購入する時の方が値引き交渉をしっかりするべきです。ただ「コミコミ〇〇万円」などの均一価格を売りにしていたり、価格の安い車ばかりを扱っている販売店では値引き交渉は難しいです。

新車の場合は販売価格が車種とグレードにより決まっているので、値引きといってもあらかじめ数万円高くなっている場合もあるのです。しかし中古車はそうではないのです。中古車は1台も同じものがなく、車種や年式、走行距離などをを基本に不透明な相場になるのです。

ディーラーで中古車を値引き交渉するときのポイント

ディーラーで中古車を購入しようと考えている場合は値引きしてもらいたい理由をハッキリさせましょう。値引き交渉ははじめから「安くしないなら買わない」という態度の場合、値引き交渉をしてもうまくいくことがないのです。どのような理由でどのくらい値引きしてもらいたいのかをしっかり伝えることが大切です。

「後○万円安くしてくれると、毎月のローンの支払が出来る」「車の購入を考えているけど、今の金額では難しい」などしっかりと理由を伝え、値引きが可能か聞きましょう。販売店員も「そのような理由ならどうにかしてあげたい」と考えてくれる場合もあります。
上から目線のお客さんに親身になってくれる所はありません。逆の立場になって考えて見て下さい。横柄な態度の人に親身になってあげようなんて思いませんよね。

どうしても値引きが出ないなら、車両本体ではなく、他の部分での値下げ交渉をしてみましょう。ディーラー系中古車を購入する場合、見積もりの中に納車費用や車庫証明の代行費用なども含まれています。車を店舗まで自分で取りに行くと、納車費用の支払いをしなくて済みますし、車庫証明も自分で取りにいくと支払いをしなくて済むので費用が安くなります。

ディーラーで中古車を値引き交渉するときにしてはいけない事とは?

中古車はどの程度の値引きをしてくれるのでしょうか。一般的に値引きを期待しても100万円の車両本体価格に対して10万程度が限界と言われています。2~5万円でもいい方と言われています。100万~150万円の中古車なら最高値引き10万円を目指して値引きをするといいでしょう。

もし欲しい中古車があっても上記のような車両に20万以上の値引きを求めるのは販売店側から嫌がられます。

電気店などでよくある話ですが、「あっちの店では〇〇円だった」と交渉する方法があります。中古車でもこの方法を推奨されていますが、中古車は1台1台状態や年式が違うので、同じ目印で価値を決める事はできないのです。別の店舗は金額がもう少し安かったとしても年式が古かったりすることもあるので、交渉の材料にはなりにくいのです。大切なのは「決めて購入してくれる人」と販売店に印象つけることです。

ディーラーで中古車を値引き交渉するよりも・・・

ディーラーでお気に入りの中古車を見つけると値引き交渉と考えますよね。値引き交渉をするよりも、傷を直してもらいましょう。ディーラーで販売している中古車は一般的な中古車販売店で売られている中古車よりも状態がいいですが、それでも小さなキズがついていることもあります。

値引き交渉が難しい場合はキズを直してもらいましょう。店舗によっては無料で修理してくれる所もあります。キズの修理代金が無料になると、値引き交渉と同じだけの金額になることもあるので、値下げ交渉が難しい時は、キズの交渉をしてみましょう。その他消耗品の交換をしてもらう方法もあります。タイヤやオイル交換など購入してからかかるはずのお金が浮くことになるので値下げ交渉したのと同じになります。消耗品の交換は必ず必要になるので無料で交換してもらえると嬉しいので交渉してみることをオススメします。

ディーラーが中古車を値引きしないのにはこんな理由があった!

ディーラー中古車は後付けパーツより、純正パーツの方に重点が置かれます。理由はディーラーが中古車を販売する場合、中古車でもある程度の基準をクリアしていないとディーラーで販売できないからです。

一般の中古車販売店では、事故を起こした車でも修理したりパーツを交換して販売しています。しかしディーラーは車のメーカーなのでこのような販売はしていません。中古車販売する車も基準があり、その基準を合格した中古車を販売しているので、値引きが少ない理由になります。

ディーラーが中古車を販売する場合、中古車に1年間の無料保証をつけていることも、値引きをしない理由の1つです。より良い中古車を販売するために、販売する前に整備、劣化した部品は交換し販売します。なのでディーラーで売られている中古車は安心て車に乗れるのです。