大学院に進学する時には受験勉強はいつから?対策などについて

大学に進学しさらに大学院への進学を希望している時には、いつから受験勉強を始めると良いのでしょうか?早ければ早いほど良いのでしょうか?それとも焦らなくても良いのでしょうか?

どんな受験勉強や対策などをすればよいのか?また踏まえておきたい心がまえなどについてのお役立ち情報を調べまとめてみました。

受験勉強を始める前に知っておきたいことなども併せてご紹介します。

大学院の受験勉強はいつから始めるのがよいのか?

大学院の受験勉強は早ければ早い方が良いと言えるでしょう。

研究室配属前であっても、過去問を入手したり、対策を立てることはできるでしょう。行きたい大学院が決まっているのであればそこで使われている教科書や参考文献などを読んでおくといいでしょう。また、教授の論文なども読むことができるのであれば目を通しておきましょう。

大学院の受験勉強で大切なのは、「英語」です。専門分野は短期間集中して勉強することができても英語の勉強は時間がかかるかと思います。英語の勉強はできるだけ早くから始めましょう。

受験の合否は英語力で決まることもあります。他の大学院を受験するのであれば遅くとも半年前から勉強しておきましょう。

そもそも、大学で勉強をしている人達なので受験勉強に費やす期間は半年という人が多いようです。外部受験する人たちも半年前から受験勉強をするようです。

その半年には、卒論もしなくていけないので早めに勉強をしておくにこしたことはないでしょう。

受験勉強を考がえて、春夏に実験が入らない課題を選ぶなどのスケジュールを組むのもおすすめです。

いつから始める?大学院の受験勉強や対策

理系学生は学部4年生で研究室配属され、多くの学生は配属された研究室で修士課程へと進みます。しかし、全員がそのように進むわけではなく違う研究室や大学院に進学する人もいます。

学部と同じ大学院に進学する人と学部と異なる大学院に進学する人では大学院の受験勉強や対策は異なると言えるでしょう。

内部生であれば、学部の定期試験と同程度の院試となる場合が多いです。テストの傾向もわかりやすいでしょう。学部で受けた講義ノートや定期試験の過去問なども使えるので勉強もしやすいのです。効率よく勉強ができるので受験勉強を始めるのも遅いと言えます。
外部生は、院試がどんなものであるのかをまず調べる必要があります。また、院試の傾向や過去問もなるべくはやく確認できるといいでしょう。

実際、勉強を始める時期としておすすめなのが内部生であれば学部4年の6月となり外部生の場合は学部3年の2月くらいから受験勉強を始めるといいでしょう。

院試本番が8月だとすると、勉強期間は内部生は2ヶ月間、外部生は6ヶ月間となります。

外部生の勉強開始時期が早いのは、学部4年の4月から研究室に配属するためです。

過去問対策は、先輩、友達などに助けてもらい入手しましょう。

大学院の受験勉強はいつから?始める前に知っておきたいこと

勉強のスタートラインに立ったときに、一番先にするのは受験までの残り期間の管理となります。人によって異なるので注意が必要です。

8月あたりに狙いを定める人、1月に定めている人などさまざまなのではないでしょうか?まずは、目標を決めましょう。そこから逆算していきます。

自分に与えられた期間を知ることで、何をしたらいいかがわかります。未経験分野に進みたいのであれば専門科目に着手しましょう。まず辞書を買いましょう。種類の異なる辞書をいくつか用意できるといいですね。専門科目の本を読みながら、辞書をどんどん活用しましょう。

辞書を読み、わからない用語をさらに辞書で引いていくのもおすすめです。

辞書の活用の他におすすめなのが電子辞書やインターネットを使うことです。うまく使いこなすことで効果性の高いものになります。専門科目の本などもしっかり読んでひとつの考え方にならないように気をつけてください。

文系の大学院へ進学したい人の受験勉強のプロセスをご紹介します

大学院試験合格の工程とはどんなものなのでしょうか?

ほとんどの学校が、書類提出→筆記試験→面接→合格の工程となるかと思います。入試時期や期間等は大学によって異なります。大学HP等で情報を収集して間違えないようにしましょう。

まずは、受験校から資料を取り寄せましょう。主に必要なものは、願書や研究計画書、過去問となります。志望校に直接行って手に入れたり郵送で送ってもらったりしましょう。各大学で開催される説明会に参加するのもいいでしょう。情報収集するように心がけてください。

説明会で過去問や願書等の資料が配られることもあります。

筆記試験に役立つのは過去問です。試験内容と試験日までの日程を頭に入れ、対策しましょう。また、研究計画書作成も大切です。どんなことをどうやって研究したいかを書く
研究計画書を願書と一緒に提出となるので自分の想いをぶつけましょう。

大学院へ進学する際の心がまえをきちんと踏まえておこう!

大学院の受験は、専門分野の筆記試験、英語、面接の3つとなりますが合格できるかどうかは筆記試験の点数となります。筆記試験の点数がぎりぎりの場合は、面接で決まると言えます。

面接では、「落ちた場合はどうするのか?」ということを聞かれるかもしれません。模範解答としては、「来年もう一度受験します。」となります。どうにか受かりたいという気持ちをアピールしましょう。

「就活を再開します」とか「別の大学院に行きます」などはあまりおすすめできません。もしそうだとしても、とりあえず「来年もう一度受験します。」と言っておくといいでしょう。

大学院は基本、勉強ではなく研究をする場所となります。もしかしたら、研究計画書について詳しく聞かれても答えられない場合もあるかと思います。その時には素直に自分の未熟さを認め、説明不足で申し訳ありません、ご指摘頂いたところを考え直していきたい思いますなどのように対応しましょう。