この記事の目次
女子中学生の部屋作りは、目的に合わせて勉強机や収納を考える
動線に合わせた物の配置
小学生までは兄弟一緒の部屋でも、中学生にもなると個室が必要になり始める時期でもあります。
勉強がメインになる頃なので、勉強に集中したいとか、考え事をしたいからと個室を欲しがる中学生も増えてくるのではないでしょうか。
特に女子の場合は、自分の部屋を自分好みにアレンジしてオシャレにしたり、好きな物に囲まれた部屋にしたいと思う子もいるでしょう。
中学生になって、子供のための個室をあらたに用意する場合、まず、子供部屋の目的を考えてみることが大切です。
中学生ともなれば、身支度や物の管理まで自分ですることが出来るようになりますよね。
子供部屋で、子供がするべき行動が完結するような収納や物の配置にすれば、より使い勝手がよい部屋になります。
子供部屋では、勉強机や本棚などの収納グッズ、ベッドなどが必要になることが多いですね。
これらの物は、一度配置したら重たく、簡単に動かすのが難しいため、まず部屋のどこに配置するのかをしっかりと確認しておくことが大切です。
勉強しやすいレイアウトや、収納しやすいレイアウトを動線と共に考えて配置するようにしましょう。
女子中学生の勉強机の置く位置と光の関係
右利きは窓が左側にくる配置がベスト
子供部屋の大きな目的は、”勉強に集中するため”と考える親御さんも多いのではないでしょうか。
中学生にもなると、学校の課題の他に塾の勉強なども加われば勉強時間は小学生よりも増えます。
そのため、1人になって集中できる子供部屋を作ることが勉強の効率を上げることに繋がります。
勉強するために、勉強机を使っているご家庭も多いでしょう。
勉強机は、目の前の勉強に集中するための高さや大きさになっているため、勉強の効率を上げるためには必要な家具と言えます。
この勉強机を配置する場所は非常に重要です。
勉強する時間帯は学校から帰宅して、夕方に勉強するお子さんが多いのではないでしょうか。
そこで、部屋の窓から差し込む光も考えて配置することで、より使いやすい勉強机になります。
例えば、右利きの場合は、右手でペンを持つため、左側に窓があれば、ペンを持った手の影が教科書やノートに映りません。
右側に窓があると、光が入り込んだ時、手が影になって勉強の効率を下げてしまいます。
このような光の関係も頭に入れて、勉強机を配置するようにしましょう。
中学生になると集中出来る勉強机などの環境作りも大事
勉強しやすい環境づくりを意識する
中学生になると、勉強量自体が増えるため、ノートや教科書の他にも参考書や辞書など様々な物が必要になります。
そのため、効率よく勉強を進めるためには、目の前の勉強に集中することが大切です。
言葉ではわかっていながら、行動にするのは大変ですよね。
自分の部屋には、勉強するための物だけではなく、遊びや趣味の物など色々な物が置かれているため、勉強に集中するのが難しくなります。
学校や塾に行くと、勉強に集中できるのは、勉強するための道具しか置かれていないからです。
好奇心旺盛で活発な中学生は、目に入った物に興味が飛びがちです。
いざ、宿題をしようと思っても、視界の隅にゲーム機が見えてしまったら、「このゲームが終わってから宿題をやろう」などと遊びに興味が移ってしまうことも。
子供部屋で、勉強に集中できるような環境にするためには、使いやすい勉強机を置くこともポイントです。
教科書や参考書、ノートなどを広げても机全体に余裕があるような広い勉強机は、勉強に集中しやすい物を選ぶと良いでしょう。
収納にも余裕があれば、勉強に使う道具も整理して収納することが出来ます。
高校や大学に行っても使えるような長く使えるシンプルなデザインの勉強机を選ぶ人も多いようです。
勉強に集中するためには、勉強に取り組みやすい環境づくりが大切なのです。
女子中学生の部屋。勉強机に置かない方が良い物
スマホや携帯ゲーム機など遊びそうな物は別の場所に
中学生になると、子供専用のスマホやタブレット端末を持たせることもあるでしょう。
これらの物は、勉強机には置かないことが賢明です。
なぜなら、勉強机にスマホがあると、調べ物をする目的で使い始めても、そのままネットサーフィンに流れてしまうことが多いからです。
大人でも経験があると思いますが、ネットサーフィンを始めるとついつい時間を忘れてしまい、気づいたら数時間経っていたということもあります。
勉強机とは反対側や視界に入らないところに、スマホなどの置き場所を決めておくことがおすすめです。
マンガ本や携帯ゲーム機なども同様です。
勉強ではない遊び要素が強い物は、勉強机に置かないように定位置を決めておくことがポイントです。
勉強机を選ぶ時は、使用期間や機能性を考えて
長く使える勉強机か、シンプルな机か
兄弟が多い場合、中学校入学を機に個室を与えるという親御さんも多いのではないでしょうか。
小学校で使っていた勉強机があった場合でも、成長により大きさが合わなくなって中学入学に合わせて勉強机を新調することもあるでしょう。
中学校に入ってから勉強机を購入する場合は、この先いつまで使うのかを考えて購入するのがおすすめです。
中学生にもなれば、大人の身長に近づいていく頃です。
高校に進学したり、その先の大学までも使うことを考えると、飽きのこないシンプルで使いやすいデザインの勉強机が良いでしょう。
いかにも「勉強机」という感じではないシンプルな机でも、中学生以降の勉強には使いやすいことも。
中学生になると、自分の意見もしっかり出てくる頃。
どんな机がいいのか、子供の意見も取り入れて検討することがおすすめです。