【騒音対策】車がうるさい時におすすめの窓の防音対策と注意点

車の騒音に悩み、どうにか対策はできないかと四苦八苦する方も多いのではないでしょうか。
建物の構造自体を変えることもできませんし、直接苦情を言うこともできないとなれば、自分で対策を取らなくてはなりません。

車がうるさい時は、どのような対策を取るべきなのでしょうか。

あまりにもうるさい場合、通報しようかと考えることもあるでしょう。
通報する場合は注意点がいくつかあります。まずは自分でできる対策から試してみましょう。

車がうるさい時の騒音対策で一番簡単な方法

車の騒音がうるさいと感じる場合、まずは自分で出来る簡単な対策から試してみてください。

外からの騒音が一番、家の中に入ってくる場所は窓です。サッシの隙間からや、サッシ自体に振動が伝わって騒音を感じる場合が多いのです。

自分で出来る窓の防音対策をご紹介いたします。

隙間テープ

冬の隙間風に効果を発揮してくれる隙間テープ!防音対策にも役立ちます。隙間から音が入ってくるなら隙間を塞げばOK!一言で隙間テープと言っても、スポンジタイプのものや、細かな毛がブラシの様についているモヘアタイプのもの、ゴムの隙間テープなど種類がありますので防音に適した隙間テープを購入してくださいね。ゴムの隙間テープは他のものと比べると少し価格が高めですが、隙間をしっかりとガードしてくれるのでオススメです。窓の開け閉めができるように、ゴム幅や使用感もチェックすることをお忘れなく。

防音カーテン

カーテンにも防音効果が発揮されるものが販売されています。今までのカーテンに加えてもう一枚防音カーテンをつけて、車の騒音を軽減してみましょう。

カーテンを付けるときのポイントは、窓がすっぽりと収まるサイズを選ぶことです。窓の幅にピッタリだったり、少し丈が足りていないと防音効果を発揮できません。サイズにも注意をして防音カーテンをお選びください。

防音パネル

寝ているときだけ車の騒音が気になる場合、一定の時間だけの防音効果を上げたいのなら防音パネルも効果があります。

リビングに日中付けるのは、日差しがカットされてしまいますので不向きですが、寝室に夜だけ使用する場合などは、防音効果と断熱効果があり冬場なら一石二鳥の効果を感じられますよ。

持ち家、賃貸でも許可がでるなら、防音サッシも車の騒音対策として効果的

上記したように車の騒音は、窓に対策を取ることによって軽減することができます。

中でも窓自体のガラスやサッシを防音の物に取り替えると、今までよりも外の音が気にならなくなるでしょう。

ちなみに防音サッシはJIS規格の遮音等級をクリアしたものとなり、防音性に優れたサッシの事をさします。

またサッシだけではなく、ガラスも防音ガラスがあるのをご存知でしょうか。

防音ガラスは、サッシに組み込まれたガラスが二重になっているので、音が漏れにくくなります。原理としてはガラスの中間膜が振動を熱に置き換えるというもの。外からの騒音だけでなく、中からの音も外にひびきにくくなるので、お家での楽器の音などが気になる方にもおすすめです。

窓やサッシの交換ができない場合の車の騒音対策

外から聞こえてくる車の騒音対策として、窓のサッシやガラスを交換せず防音効果を高める方法として二重サッシも一般的な対策です。

二重サッシとは、その名の通り、今ある既存のサッシにもう一枚サッシを組み込んで、二重にするものです。

窓枠に設置するので、意外と簡単に二重サッシにすることが可能です。また内側に取り付ける二重サッシの窓ガラスを防音ガラスにすることで、防音効果をさらに向上することができます。

賃貸物件によっては、今あるサッシや窓の交換は無理でも、二重サッシにすることは可能な場合もありますので、大家さんや管理会社の方に確認をしてみてください。

どうしても車の騒音が気になる場合は、こちらの対策も考えてみてはいかがでしょうか。

もちろん今ついている窓によっては、二重サッシを取り付けることが難しい場合もあります。まずは取付可能な窓かどうか、工務店さんやリフォーム会社に見積もりを兼ねて、見に来てもらってくださいね。

車の騒音に悩んだ時はどこへ訴えるべきなのか

賃貸物件の場合は、今住んでいるお家にサッシや窓の交換で防音対策が可能かどうか、大家さんに相談してみてください。

大家さんや仲介業者に相談をしても無理な場合、または自分で対策をするように促された場合などは、最初にご紹介したほうほうを試すなど、独自の対策をするしか方法はありません。

しかし自分でできる騒音対策には限度があります。

大きな道路に面していて、交通量が非常に多く自分の対策では限界を感じたら、役所に相談をしてみるのも一つの方法です。

一人の苦情では大きな対策をとってしまうことが難しいかも知れませんが、周辺の多くの方が騒音に悩み苦情を入れている場合、インフラ対策をしてもらえる可能性があります。

また防音工事助成を行っている場合もありますので、自分の持ち入れなどの防音工事をする場合にも、やはり一度役所に相談をしてみると良いでしょう。

車の騒音に耐えきれず警察へ通報する場合の注意点

車の騒音が交通量の問題ではなく、特定されている車が原因の場合、相談する相手は役所ではなく警察となります。

直接苦情を言うことも出来ますが、トラブルの原因となる場合があるため、おすすめはできません。

警察に連絡をして、トラブルになることを避けたい旨を話し、通報者の名前や連絡先などを相手に明かさないでほしいと伝えて相談をしましょう。

騒音は個人の感覚によるものも大きいですが、明らかな騒音だと警察が感じた場合は相手側に注意を促すなど、何らかの方法をとってくれるはずです。

もし、通報した自分の名前などを知られたくない場合は、公衆電話を使用して警察に連絡する方法もあります。

特定の車の騒音を警察に通報する場合は、今後のトラブルに発展しないように充分に注意をしてくださいね。