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揺れる電車で寝る・居眠りをしてしまうワケ
電車で居眠りしている人は多くいます。
どうして居眠りしてしまうんでしょうか。
大きく3つの理由があります。
- 睡眠不足
ある調査では日本人は世界で最も睡眠をとっていない国であることがわかりました。
電車で寝てしまうのは睡眠不足であることも理由に挙げられます。
気がつけば居眠りしている人もいれば、電車で少し寝ようと意識して寝ている人、様々ですがそこで寝入れるのであれば、疲れが溜まっている、もしくは夜の睡眠で質の良い睡眠をとれていないことが原因です。 - 電車の揺れ
電車の一定の揺れにリラックス効果があり眠りを誘ってしまいます。
赤ちゃんがゆりかごに乗っている感覚と同じイメージです。 - 文化
日本は世界と比べても治安がとても良い国といわれています。
治安の関係で海外では電車の中での睡眠が禁止されている国もあるほどです。
そして、海外では人前で寝ることは失礼とされることに比べ、日本では人と関わりが面倒くさいから目をつぶるということがよくあります。
電車で寝るのは揺れるから?睡眠の質に問題はない?
いくら良い質の睡眠をとれていても、電車の一定の揺れにはリラックス効果があるので寝てしまうことがあります。良い質の睡眠がとれてない場合は電車の中で寝てしまう確立がさらに高くなります。
良い質の睡眠をとるためには・・
- 寝る前のスマホ禁止
布団に入ると寝れるまでスマホを見る人が増えています。
スマホを見ていると眠くなるというのは間違いで逆にスマホが眠れなくさせています。
スマホも画面から出ているブルーライトは睡眠を誘うホルモンの分泌を妨げます。
そのため、寝付くのが遅くなる、眠りが浅いなどの結果につながります。
寝る1時間前からスマホの使用は避け、スマホをベットに持ちこまないことをオススメします。 - 夕方の仮眠禁止
帰宅の電車の中、帰宅してからご飯までの時間など、夕方少し時間があるからといって寝てしまうのは、夜の寝つきに関係してきます。
1度寝てしまうと体が回復させようとする働きをするので、質の良い睡眠にはつながりません。
帰宅途中の揺れる電車で寝るのがいけないのはなぜ?
帰宅時の電車で寝ないほうが良いという理由はなにかというと、前述で述べたとおり、夜の睡眠の質に影響を及ぼしてしまうからです。
人は夕方になると体温が高くなり、夜の睡眠につれて徐々に下がっていきます。
それが夕方寝てしまうことにより、体温が上がりきらず就寝時も下がりきらないまま眠りについてしまうと良い睡眠はとれません。
このように睡眠の質を上げるには、寝る前のスマホの使用、夕方の仮眠、そして人間の体温も関係してくることがわかりました。
また休みの日はゆっくり寝てようと思ってしまいますが、起床時間はあくまでも平日と変わらない時間に起きてください。
そして、お昼寝をとるようにします。
そうすると休日から平日に戻ってもさほどの影響はありません。
寝疲れを避けるため、そして翌日の平日を考えると休日から平日への時間配分を戻しやすいためです。
寝てはいけない時の対処法とは
眠いけど寝てはいけないとき、みなさんはどう対処していますか。
対処法を紹介します。
眠くてどうしようもないとき参考にしてくださいね。
- 呼吸を止める
息を止めると、脳が酸素を取り込もうとする働きをします。
脳が働くことで眠気を覚ます効果があります。 - 冷却シート
大事な会議があるけど眠くてどうしようもない、なんて時はあらかじめ冷却シートを貼っておくと良いでしょう。
足の付け根、脇の下など隠れるところに貼りましょう。 - アラームやガム、飴など
運転中などに眠くて仕方がない場合、補聴器型のアラームを頭にセットし、眠気で頭がかくっとなるとアラームが察知しアラームで知らせてくれます。
運転中は特に危険ですので、よく眠くなる方は良いかもしてませんね。
飴やキャンディなんかも常備しておくと良いでしょう。
また、どうやっても眠気が覚めない場合は休憩して仮眠をしてくださいね。
また電車内ですと、スマホのアラームを2分後とかに合わせ振動機能をセットし、手に持っておくと寝てしまっても寝入ることはありませんね。
眠い時は人と話すことも効果的
眠いときこそボーッとしてたい気分になり、人とは関わりたくありません、
ですが、眠いときこそ人と会話をしてみましょう。
人と会話する事で、声を出し、身振り手振り使い、笑い、驚いたり、感情が出てきますので、心や頭に刺激があります。
話しているうちに眠気は消えています。
今の時代はスマホやパソコンがあり、人とのコミュニケーションを避けることが簡単にできます。
その分、気持ちも平坦になりがちであります。
そして仕事中ですと、電話もとても効果的です。
連絡しなえればいけない場所が何件かある場合は、期日が特になければ、眠くなる午後に電話をするといいですね。
このように人とコミュニケーションとることで眠気を飛ばし、夕方の余計な仮眠を避け、就寝時の質の良い睡眠を作り出します。