日本で一番深い湖はなんと水深423メートル!そこは東北!

日本で一番水深が深い湖を知っていますか?それは秋田県にある湖でパワースポットにもなっている観光名所です。

湖には「永遠の若さと美貌」を願った湖神である金の像、が見どころでもあります。

また、ここでは世界一深い湖と、世界一浅い湖についても調べてみました。
気になる方はぜひ、続きをどうぞ。

日本で一番深い湖と言えばここ!

日本にある湖で大さではなく「一番水深が深い」湖についてお話したいと思います。

そこは秋田県にある「田沢湖」でなんと423.4メートルもある淡水湖です。
形は丸く周囲は21キロメートルほどの大きさです。

ちなみに2番目深い湖は北海道にある支笏湖で、水深は360.1メートルの深さになります。こちらの湖も水質が綺麗で、北海道の人々にも親しまれている癒しスポットです。

湖の名前の由来はアイヌ語の「シコツト」というい言葉からきていると言われています。
1番目が田沢湖、2番目が支笏湖となれば3番目気になりませんか?
ご紹介します、3番目は十和田湖です。
水深は326.8メートルのカルデラ湖です。覚えておいてくださいね。

日本で一番深い湖の魅力。秋田のパワースポットとも呼ばれている

田沢湖は秋田県の仙北市にあります。日本百選にも選ばれている景勝地です。
田沢湖は水深が深いので、太陽の日の光が入る確度の違いで湖の色が変わると言われています。真っ青になる湖面の事を「田沢湖ブルー」などとも呼ばれています。

深さでは日本一、大きさで言うと19番目に大きいそうです。
なぜ田沢湖と呼ばれるのかと言いますと、この湖の周辺には1956年から2005年まで田沢という村があったことから名づけられたようです。

日本一深い湖には「龍になった美しい女」の伝説が伝えられている

田沢湖で有名なのは「伝説の美女、辰子」の話ではないでしょうか。
その伝説とは、この地域に辰子という名前の美女がいました。その美女は、自分の美しさが永遠に続きますようにと毎日、観音様に強く願っていたそうです。
その100日目の事です。神様からある場所から湧き出る水を飲めば、永遠の美しさが保てるとお告げがあり、その湧き水を辰子は飲みました。

すると、美女の辰子は口が裂け龍の姿へと変貌してしまったそうです。
そして田沢湖へ姿を消し、今では田沢湖の主であると言い伝えられているそうです。

そして他にもこんな話が。八郎太郎という人物が昔秋田県の八郎潟にいたそうです。彼は辰子に一目ぼれして田沢湖に通いつめ、自らも湧き水を飲んで龍となり田沢湖で一緒に暮らしていたそうです。田沢湖の周辺にはそんな辰子にまつわるスポットがいくつもあり、観光名所になって言います。

御座石神社の近くの斜面に鏡石と呼ばれる石がありますが、これは親孝行だった辰子が親の代わりに山菜を取りに来た際に、この石を鏡にしてお化粧をしていたと言われています。

また辰子が龍になるきっかけになった湧き水も、潟泉の霊泉と呼ばれ今も残っています。
この水は飲めませんのでご注意ください。

世界一深い湖は日本一の深さの湖の比ではないほど深い!

日本一深いのは田沢湖です。では世界一はどこなのか、気になりませんか?
そこはロシアにある「バイカル湖」なのです。

聞いたことはありませんか?バイカル湖は世界一深い、世界一古く、世界一透明度が高い湖で、「シベリアの真珠」と呼ばれている湖です。

この湖がある場所がまたすごいのです。そこは標高456メートルの場所で長さが640キロもある超巨大湖です。

分かりやすく言うと、琵琶湖の50倍の大きさです。想像できましたか?大きいですから水の量も尋常ではありません。

地球上にある淡水の2割はバイカル湖が占めているんです。
ロシアの標高の高い位置にありますから、バイカル湖の1年間の半分は氷に覆われています。

歴史的にみると10万年以上前から、そこに存在すると言われています。
他の多くのお湖は、様々なものが蓄積され埋まりなくなってしまう環境の中、バイカル湖は3000万年前に海から離れ、その姿をとどめ淡水湖へと姿を変えていった歴史ある不思議な湖なのです。

世界で一番浅い湖はどこなのか知ってる?

日本一深い湖、世界一深い湖を知ったら、今度は浅い湖について知りたくなりませんか?
まずは世界で一番浅い湖からいきますね。そこはミャンマーにある淡水のインレー湖なのです。このインレー湖は琵琶湖の半分ほどの大きさで水上都市があり、たくさんの人が水上で生活しています。移動手段は主に船で片足で船を漕いで、自由自在に行き来しています。
ここで暮らす人々は産まれた時から水上で生活しているため、だれでも上手に船にのることができます。

また漁業で生計を立てて取り、インレー湖ではフナやナマズがたくさん獲れるようです。
また日本で一番浅い湖として知られているのは、青森県の「十三湖」です。

そのまま「じゅうさんこ」と呼ばれ、一番深いところでも3メートルくらいの深さだそうです。

こちらは海水と淡水が混ざった汽水湖で、シジミが有名な自然あふれる湖です。
天然記念物のオオワシが飛来するそうで、バードウォッチングにも人気のスポットなんです。
またこの名産のシジミを使ったシジミラーメン発祥の地ですので、十三湖を訪れた際にはぜひお勧めです。

シジミラーメンはあっさりしていますが、シジミの出汁やうまみを存分に感じられるラーメンです。