電子レンジで食品を上手に解凍できるのは何ワット?について

忙しい主婦にとって、電子レンジは家事をラクにする便利な家電の代表格ですよね。

そんな電子レンジですが、解凍機能を上手に使いこなせていないという人も多いのでは?
そこでここでは、食品を上手に解凍するための基本やコツ、おいしく解凍するためのポイントをご紹介します。ワット数も関係してきますよ!

ぜひ毎日の生活に役立てていただければと思います。

電子レンジで食品を解凍するためのには、まずワット数を知ろう!

電子レンジは調理に解凍にと本当に便利ですが、ワット数を知らないと解凍が進み過ぎて食品に熱が入りすぎてしまう事もあります。

ワット数を確認して正しい時間で調理をしましょう。

また電子レンジを使う時に注意をしなければいけない、食器があるのを知っていますか?

金属製の器を使えない事はご存知の方が多いと思いますが、木や漆で作られた食器もNGなんですよ。

またさらに絵が書かれた模様やラインが金や銀、赤などの場合も電子レンジにかけない方がいいでしょう。

その他にも電子レンジを使う時は、食品や器にラップをかけて使う事が多いと思いますが、ラップがピンと張りすぎている場合には、破けてしまう事があります。ラップを器にかける時は少し端に空間を開けるといいですよ。

食品を温める時は中央ではなく端に置きましょう。実は真ん中に置くと一番熱が通りずらいんです。端に置く事で時間短縮になります。

電子レンジを使う時にチョットしたコツを知っていると、料理の手間が少し省けますよね。忙しい主婦には料理で時間短縮が出来るのは嬉しいことです。

電子レンジで食品を解凍するときは弱(150~200ワット)が基本

電子レンジには強弱が付いているのを知っていますか?知っていても面倒でいつも同じ出力しか利用していない方もいるのではないでしょうか。

電子レンジで食品を解凍する時には出力を弱にしないと、大変な事になってしまいますよ。

強弱は料理や使い方によって、こまめな使い分けが必要です。

ちなみに解凍は半解凍がおススメです。ガッチリと解凍してしまうとドリップ(食品の旨味)が流れ出てしまう事が良くあります。

包丁が通るくらいの半解凍の方が断然使いやすく、食品も美味しく食べる事が出来ますよ。

冷蔵庫で自然解凍をするのが一番ですが、急いでいる時は電子レンジで解凍をする事も少なくはありません。

そんな時はトレイのラップをはがして、キッチンペーパーをのせると解凍に偏りがなく上手に解凍する事が出来ます。

目安として電子レンジは弱(150~200ワット)で100グラムに付き約2分程度です。グラムに合わせて時間も調節してください。

また解凍を短時間に済ませるためには、冷凍する時のひと手間も大切です。ひき肉などは薄く延ばして冷凍したり、カツ用の豚肉などはトレイのままではなく一枚ずつラップをして冷凍すると解凍する時に便利です。

電子レンジで解凍したい!電子レンジのワット数の調べ方

電子レンジを利用する時にはワット数がポイントです。とお話ししましたが、ご自宅の電子レンジのワット数がわからないという方もいらっしゃいます。

そんな時はどうやって確認したら良いのでしょうか。

大体の電子レンジには側面などにラベルが貼られています。そこに何ワットが表示されているので確認してください。

ちなみにOUTPUT500Wと書かれていれば出力が500Wという事です。またOUTPUTではなく低格周波数と書かれている場合もあります。OUTPUTも低格周波数も同じなので、そこで出力を確認して大丈夫です。

電子レンジの弱ですが、150~300ワットになってるのが大半です。解凍に適したワット数になっているので、食品の解凍をする時には「弱」にして利用するといいですね。

電子レンジによっても「弱」のワット数は変ってきますので、料理に使うなど正確に知りたい時には説明書を確認してみて下さい。

こんな時には電子レンジで賢く解凍して時短を目指そう

食事の食材を解凍したい時は、前の日の夜に冷凍庫から冷蔵庫に移して置けば、自然解凍する事が出来ます。

しかし忘れていたり急に必要になって、今すぐ解凍して使いたい!という事も少なくはありません。

そんな時には電子レンジの出番ですよね♪

解凍してある食材を上手に解凍するのは、その食材や食品によっても違いがあります。ひき肉などのお肉を解凍する時は上記したように、ラップをトレイから外してキッチンペーパーをかけて電子レンジで解凍するのが良いでしょう。

しかしご飯を解凍する時は蒸気が逃げずにふっくらとするので、ラップをしたままレンジにかける方が上手に解凍する事ができます。

また野菜などは一度火を通してから冷凍する事が多いので、半解凍したら調理に使った方が料理がおいしく仕上がります。

そしてシチューやカレーなどは、解凍の途中でかき混ぜて熱を均等にする事がポイントです。

コレをしないと周りはアツアツなのに、真ん中は冷たい!なんて事になってしまいますよ。また混ぜる事により時間短縮になるので、ぜひ試してみて下さいね。

電子レンジでおいしく解凍するためのポイント

電子レンジの弱なら150~300ワット、強なら500~700ワットの場合が多いです。

電子レンジを使った調理方法などがいろいろな所で紹介されていますが、そのまま作ってしまうと失敗してしまう事もあります。

それは大抵レシピで使用している電子レンジと、自分の電子レンジのワット数が違うからです。

レシピ通りにしっかりと作っていても、途中で火の通り加減などを確認する事が必要ですよ。

また性質上、四角いものは角が温まりやすくなっています。均等に火を入れたいなら丸い器を使うのがポイントですよ。

この性質を利用して冷凍をする時も、食品を丸に形を整えてから凍らせると解凍の時間が短縮されます。もちろん厚みのある物よりも薄いものの方が解凍されやすいので、丸く平べったく冷凍する事が解凍を早くさせます。

そして、これは知らない人も多いと思うのですが電子レンジは塩分が早く加熱されやすいんです。塩分が多く含んだ食品を調理する時には、その部分だけが焦げてしまわないようにクッキングシートなどを上にかぶせて調理をするといいですよ。