息子の彼女に嫉妬!?彼氏のお母さんが、私を敵視しているみたい…
『息子はかわいい!』
男の子を育てているママ友は、口をそろえて言います。
男の子と女の子を育てている私の妹は、「お兄ちゃんの方がカワイイ」と口に出して言っています。
「妹ちゃんがかわいくない訳でもないし、お兄ちゃんを贔屓(ひいき)しているわけでもない。でも、お兄ちゃんに対していつも『かわいい~!』と感じる」のだそうです。
男の子を育てたことがない私にはわからない感情です。
男の子と言う生き物は、素直で、いつまでたっても自分が世話をしないと心配で心配でならないのだとか。
そして、それが生きがいになっているお母さんも多いのでしょう。
でも、そんな息子に対する自分の役割が、突然現れた若い女の子に取られてしまったら!?
彼女ができた喜びの裏に「嫉妬」が芽生えても仕方がないかもしれません。
今まで「母さん、母さん」と言われ、頼られてきたことがいつの間にか彼女にしてもらっている!
受け入れられない現実なのはわかりますが、仕方ありません。
お母さんが不要になったわけではありません。
子供が巣立つ時が来てしまっただけです。
息子の彼女に嫉妬する母親の気持ちとは?
息子に彼女ができたということ自体、喜ばしく感じているのでしょう。
でも、心の奥底にあるモヤモヤした気持ち…。
息子を持つ母親が、息子に彼女ができるたびに感じるものでしょう。
「これで息子の世話をしなくてよくなった」と半分でも感じることができれば、あなたは大丈夫です。
でも「あんな小娘よりも私の方が」なんてライバル心を抱いてしまったら危険信号です!ここは、努力に努力を重ねて、子離れしましょう。
子供のことを愛する気持ちは母親ですから、当然です。
でも、それは愛ではなく『依存』ですよね?
息子に頼られているとばかり思っていたけれど、実は自分が息子に依存していたのではありませんか?
息子の彼女に嫉妬する母親は「行き過ぎ」です
息子の彼女と同じステージに立つことはできません。
なぜなら、あなたは『母親』だからです。
息子はあなたのことを「大好き」でも、母親以外のなにものでもありません。
今までの息子は素直で、なんでも母親の言うことを聞いてきたでしょう。
それが、突然現れた彼女の言うことを優先的に聞き出したなら、気に入らないのは当然です。
でも、だからと言ってあなたがどうのこうのできることではありません。
息子が迎えた巣立ちの時を喜んで見守ってあげること以外、できることはないのです。
息子のことはもちろん、息子の彼女までコントロールしようとしてはいけません。
そうなると、息子は自分の意志で恋愛することができなくなってしまいます。
母親なら、息子が恋愛できる感情を持つ人間に育ったことを喜ばしく思い、遠くから見守ってあげましょう。
彼氏の母親に嫌われないために、彼女としてできることとは?
彼女の立場なら、息子に対して依存している母親のいる彼氏との付き合いは、大変でしょう。
あなただから反対したり嫌われたりするのではなく「息子の彼女」だから、嫌われてしまうのです。
ですから、自分の良いところや、自分がいかに息子を愛しているのかなどをアピールしても、母親の癇に障るだけです。
彼氏の実家へ遊びに行くことになったら、絶対に自分から会話のネタを提供したり、場を盛り上げようとしたり、気に入られようとしてはいけません。
まず、第一印象は大切ですが、あまりにも評価が高いと、今後評価が下がることしかありません。
また、母親からの評価が高いということは「母親の言うことを聞きそうだ」と言うことでもあります。
ですから、第一印象を良くしようと、自分をよく見せようと取り繕ったり、猫をかぶってはいけません。
あくまでも、控えめかつありのままでいるように心掛けましょう。
母親の言いなりになるような彼氏なら、正直、別れた方がいいのかもしれませんしね。
母親の理想に合わない彼女だと受け入れてもらえないケースも
息子が誰と結婚しようと、お母さんには関係のない事なのです。
息子が選んだ相手と、息子の家庭を築くのです。
その相手に誰を選ぼうと、お母さんが意見することは何一つないのです。
母親として、『息子のお嫁さんはこんな人がいいな~』なんて、夢見ることもあるでしょう。
そのこと自体は自由ですが、その夢にそぐわないような結婚相手を連れてきたとしても、母親としてできることは、二人の結婚を祝福することだけです。
『若くてカワイイお嫁さん』を願う母心は、『自分がコントロールしやすいお嫁さん』なのではないのでしょうか?
人間、経験からしか学べません。
何度経験しても、同じ過ちを繰り返してしまうものなのです。
親がいくら、子供のリスクコントロールやリスクマネジメントをしてあげようとしても、無駄なのです。
いつまでも息子に執着していると、夫から見放されてしまいますよ。
大切なのは息子に関わり続けることではなく、自分の結婚生活ではありませんか?