軍艦のお寿司の作り方。海苔の切り方や巻き方やはがれないコツ

お誕生日や子供の日やひな祭りなど家族のイベントでお寿司を作ることもありますね。

お寿司の中でも子供が好きなのが、軍艦巻きではないでしょうか。

軍艦巻きの作り方は簡単そうですが、海苔がはがれてしまったりシナシナになって酢飯にくっついてしまったりと中々うまくいかないことがあるでしょう。

そこで今回は軍艦のお寿司の作り方を紹介します。

ちょうど良い海苔の大きさや切り方、貼り付け方をご覧ください。
酢飯の形にはちょっとしたコツがありました。

また美味しいの酢飯の作り方や、のせる具材のおすすめな組み合わせも紹介します。

軍艦巻きは時間が経つとシナシナになりやすいのですが、その場合の工夫も参考にしてみてください。

軍艦寿司の作り方とシャリのコツ

軍艦寿司は海苔のない寿司とは違い、作り方にちょっとした工夫が必要です。
さっそくですが、作り方を紹介します。

軍艦寿司の作り方

  1. すし飯で、シャリ玉を作ります。
  2. まな板に置いたシャリ玉を、軍艦用のサイズにカットした焼海苔で巻きます。
  3. シャリ玉を指先で上から軽く押して、凹ませます。
  4. ネタを入れて完成です。

シャリ玉に巻く軍艦用の海苔は、「手巻き寿司用」の海苔を縦に3等分にしたものを使用すると、ちょうど良いサイズになるのでおすすめです。

作り方のポイントは、海苔を巻いた後にシャリを押すこと

たったこれだけの作業ですが、やるかやらないかでは見栄えが違います。
上からシャリを押すことによって、丸まっていたシャリが平ら~凹んだ状態になるので、シャリと海苔の間にネタを乗せるスペースができます。
これで、海苔からはみ出したり、こぼれたりしない、綺麗な軍艦寿司が出来上がりますよ。

美味しい寿司飯の作り方と軍艦巻きに乗せるおすすめの具材

お寿司屋さんには、いろいろな種類の寿司ネタがあります。
軍艦寿司も種類は豊富で、お寿司屋さんによっては、個性的なものを提供しているところもありますよね。

家庭で楽しむ軍艦寿司作りですから、どうせなら上に乗せる具材にもこだわって、いろいろなバリエーションを試したいですね。

まずは、美味しい寿司飯の作り方を紹介します。

寿司飯の作り方

  1. 米2合を研いで、適当な分量の水を入れたら30分程置いておきます。
  2. 昆布(10cm×5cm程度)を米の上に乗せて、炊飯します。
  3. 炊きあがったら昆布を取り、米を飯台にあけてすし酢を回しかけます。(すし酢は市販のものを50cc程度または、記載分量)
  4. 全体にすし酢がいき渡るように、しゃもじで切るようにして混ぜながら、うちわで扇ぎます。
  5. 出来上がったら、寿司飯が乾燥しないように、濡れ布巾をかぶせておきましょう。

試して欲しい、軍艦寿司におすすめの具材

とろろ

「マグロの山かけ軍艦」や「オクラとろろ」など、いろいろな具材と合うとろろですので、お好みの具材と混ぜて楽しんでください。

焼き肉

寿司飯と牛肉の相性もバッチリです。お肉だけだけだと抵抗があると言う方は、「アスパラ」や「コーン」「卵」などを一緒に入れると彩りが良くなって綺麗に仕上がります。

スクランブルエッグを軍艦に乗せると、卵焼きよりもラクに手作り寿司が楽しめます。
一緒に「エビ」や「唐揚げ」「きゅうり」などを入れても美味しいですよ。

子供に人気のツナとコーンの軍艦寿司の作り方を紹介

生ものが得意でない方や、子供にぴったりなのが、「ツナとコーンの軍艦寿司」です。
ツナとコーンはどちらも子供が大好きな食材!この2つを組み合わせれば最強の軍艦寿司になること間違いありません。

ツナとコーンの軍艦寿司の作り方

用意するもの

  1. 酢飯
  2. 軍艦用海苔
  3. ツナ缶1缶
  4. コーン(冷凍、缶詰など)50g程度
  5. マヨネーズ
  6. 粗挽きこしょう

作り方

  1. ツナ缶は余分な油を切って、コーン、マヨネーズ大さじ2杯、粗挽きこしょう(お好みで)と混ぜておきます。
  2. 寿司飯でシャリ玉を作り、海苔を巻いたらシャリ玉を軽く上から押します。
  3. 混ぜ合わせた1をシャリ玉の上に乗せたら完成です。

こしょうやマヨネーズの量は、お好みで調節してくださいね。

軍艦巻きの海苔がはがれてしまう場合のコツ

軍艦寿司を作ると、お皿に並べているうちに、巻いたはずの海苔がパカッと開いてしまうということはよくあります。

ある程度の時間が立つと、海苔がシャリの水分を吸ってしっとりしてくるのですが、それを待たずして海苔は開いてしまうので、工夫が必要です。

軍艦寿司の海苔がはがれてしまう時には、このような対策をするのがおすすめです。

軍艦は米を糊代わりにする

軍艦寿司を1貫ずつ綺麗に立たせたい時には、米粒を海苔の巻き終わりにつけて、糊の代わりにしましょう。

海苔の巻き終わりを内側にする

軍艦ずしを皿に並べて置く時に、海苔の巻終わり同士を隣合わせにして置きます。
こうすることで海苔が開かなくなりますが、隣の寿司がなくなったら剥がれますし、隣り合う軍艦同士が海苔の位置でくっついてしまうこともあります。

どちらも海苔をはがれなくするには有効な方法です。
やりやすい方法でお試しください。

時間が経つとシナシナになる軍艦巻きの工夫

軍艦寿司に巻いた海苔は、時間が経つとどうしてもシナシナになってしまいます。
これは、シャリやネタに含まれる水分を海苔が吸ってしまうので、なかなか防ぐのは難しい問題です。

しかしいくつかの工夫で、綺麗な軍艦寿司を保つこともできます。
何時間も綺麗な形を保つのは無理ですが、食べている時間程度であれば可能です。

軍艦寿司の見た目にもこだわりたいという方へ

シャリ玉を冷ます

人肌が理想のシャリ玉ですが、温かいと海苔がすぐに湿ってしまうので、ある程度の温度まで冷ましてから海苔を巻きます。

バランで巻く

軍艦を乾燥したバランで1つずつ巻きます。

食べる直前に海苔を巻く

軍艦寿司の他にもいろいろな寿司や料理がある場合には、軍艦寿司を最後に仕上げるのがおすすめです。
食べ始める直前に海苔を巻いてネタを乗せれば、綺麗な状態で提供できますね。