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冬のスカートにオススメな生地とは
冬のスカート生地は厚みがあって温かく、保温性のあるものを選びましょう。冬用の生地はウールが入ったものが多くあり、生地の密度が高いもののほうが保温性も高くなります。スカートは下方向にキレイに落ちる生地やパリッとハリがある生地など、同じ形のスカートでも生地によって印象が変わってきます。
- １／４０コットン高密度ツイル
密度が高く、生地に張りがありますが、軽いので履き心地も良いです。パリッとした生地なのでワイドパンツにも向いています。 - コットンビエラフランネル
表面が起毛している生地で、優しい手触りです。程よい厚みがあるので、スカートに用いても程よいハリがあります。 - ２／４０ギャバヴィンテージ
密度が高く、厚みもあります。アウターによく使われている生地です。生地にはハリがありますが、ドレープ感も出るので美しく見えます。 - サージヴィンテージ
密度が高く、かなり厚みのある生地です。アウターに向いている生地ですが、スカートにもよく使われています。
軽くて温かいフリース生地なら寒い冬のスカートにもピッタリ
フリース生地はポリエステルの１種で、生地の表面が起毛されたとても柔らかい生地です。保温性があり冬用の生地の定番で、カーディガンやジャンパー、ひざ掛けなどにも良く使われています。
フリースはもともと「羊１頭から刈り取ったひとつながりの羊毛」を意味していました。今では代表的な化学繊維の１種で、温かく扱いやすい生地として人気があります。日本ではアウトドアの防寒着としてよく使われていましたが、フリース生地を使ったジャケットなどが流行し、次第に日常着として定着してきました。
フリース生地で作られた衣類は低価格で販売されていることが多いので、誰もが１着は持っているのではないでしょうか。丈夫な生地で洗濯にも強いので、室内着やパジャマにも使われる生地です。
生地は軽くてとても柔らかく、ふんわりとして手触りも良いので、子供用の衣類としても人気があります。
冬でもコーデュロイの生地のスカートを選べばスッキリ見える
コーデュロイは生地の表面に毛羽立った畝が特徴の生地で、日本では昔、コール天とも呼ばれていました。保温性にすぐれているので、秋冬の生地の定番にもなっています。
畝の太さによって見え方も変わってきます。畝の幅は３ミリ前後が一般的ですが、太いものでは８ミリ以上あります。畝が高い方がパリッとして生地にハリが出ますが、畝の細い薄い生地の方が縫いやすさはあります。コーデュロイは畝の太さによって生地に柔らかさなどが変わってきますので、アイテムによって生地にハリを持たせたり、体に馴染みやすいものを選ぶと良いでしょう。
畝の太い厚い生地は鬼コーデュロイとも呼ばれ、子供服に人気があります。大人用の衣類には少しカジュアル感や子供っぽさが強くなってしまうかもしれません。
コーデュロイの生地はカジュアルなパンツやスカート、ワンピースにも合います。生地に光沢がありますので、着こなしによってキチンとした印象にもなります。
チェック柄のウール生地スカートなら可愛さもアップ
冬用のスカートなら、ウール素材でチェック柄がおすすめです。ウールが使われている生地は保温性が高いので温かく、無地も良いですがチェック柄だとかわいい感じに仕上がります。ウール素材のチェック柄はそれだけで秋冬のイメージになりますので季節感のあるコーデが楽しめます。
チェック柄にはタータンチェックやグレンチェックなど、様々な種類があります。
タータンチェック
スコットランドの民族衣装に使われいるチェックで、赤や黄、青、緑など何種類かの色を使った格子柄です。秋冬用の様々なアイテムによく使われています。マフラーの定番の柄なのでよく目にすると思いますが、スカートやパンツにも多く使われています。
グレンチェック
２色の細かい格子柄のチェックです。ジャケットやコート、スーツなど、ほとんどのアイテムに使われています。
千鳥格子
ハウンドトゥースチェックとも呼ばれ、あの特徴的なパターンは猟犬の牙の模様です。クラシカルな印象もある、人気の柄です。
ブロックチェック
１色だけの濃淡で構成されたチェック柄です。大柄なので印象に残りやすい柄でもあります。ブロックチェックは大柄の方がよりスタイリッシュな感じになります。
冬素材のスカートを選んで女性らしいコーデイネートを楽しみましょう
衣類に使われている生地は季節に合わせて選ぶようにしましょう。冬には温かみが感じられる素材が使われているものを選び、実用性だけではなく季節感のあるコーディネートをするのもファッションの楽しみ方のひとつです。
冬用の素材にはウールを使われていることも多く、また、化学繊維であっても全体的にやわらかいものが多いのが特徴です。冬用の生地にはハリがあるものやトロンと落ちる感じのもの、ふんわりとしているものなど様々です。スカートにもいろいろな素材が使われていますので、好みの生地で選んでみるのも良いでしょう。
ツイード生地は冬ならではの素材です。ツイード生地のタイトスカートは冬の定番でもあり、硬い印象のタイトスカートでも生地の厚みと柔らかさで女性らしさが感じられれます。タイトスカートは細身のシルエットなので、トップスにはボリュームのあるものを合わせても重たく見えることはありません。
生地にはそれぞれ特徴があり、夏はサラッと軽く通気性に優れているものが向いていますし、冬は保温性が必要です。スカートの生地も季節感を考えて選ぶようにしましょう。
同じ素材でも柄によって印象が変わることもあります。最近では季節をあまり意識しない服装をする人も増えていますが、冬ならではの素材や柄を選ぶこともファッションの楽しみのひとつです。