この記事の目次
アパートのお風呂の換気扇はつけっぱなしがいい理由
換気扇を24時間つけておくメリット
カビの発生を抑えることができる
換気扇は室内を換気するための装置です。換気扇を付けておくことで室内に溜まった湿気を外に出し、カビの発生防止に高い効果が期待できます。でも換気扇の効果が発揮されるのはスイッチを入れて動いている間だけです。
1時間スイッチを切ると室内の湿気はカビが発生するのに十分なレベルになります。換気扇は24時間つけておき、浴室内を乾燥した状態にするとカビの発生を防ぐことが出来ます。
臭いが残らない
浴室内は綺麗にしているつもりでも、石鹸のカスや抜けた髪の毛などから悪臭が発生することもあります。換気扇をつけていない浴室は、排水口付近から発生したイヤな臭いが室内に溜まります。臭いがしてから換気扇のスイッチを入れても臭いはなかなか取れないことが多いです。
しかし24時間つけておくと嫌な臭いはすぐに外に出されて、新しい空気が入ってくるので、イヤな臭いが浴室内にとどまることがないのです。いつも臭いのしない浴室にしましょう。
アパートのお風呂の換気扇、電気代はそんなに高くない!
換気扇を24時間つけておいても電気代は、新しい換気扇の場合月々数十円、古いタイプのものでも数百円です。換気扇の消費電力は家の家電の中でもとても小さな消費電力になります。
トイレの換気扇の消費電力は3W前後の省電力になります。1ヶ月24時間つけていたとしても3W×24時間×30日=2,16Whになります。1kwhを27円で計算してみると約58円になります。
浴室の換気扇の電気代は月約58円~388円になります。消費電力はは20W前後になるので、1ヶ月24時間つけていたとしても20W×24時間×30日=14,4kwhになり1kwhを27円で計算すると約388円になります。
キッチンの換気扇は比較的消費電力が大きくなります。弱で運転しても30Wになります。しかしキッチンの換気扇を24時間回しっぱなしにする人は少ないですよね。調理の時に回す程度です。
アパートのお風呂の換気扇をつけっぱなしにするデメリット
換気扇をつけっぱなしにするデメリット
- 電気代がかかる
- 外の空気が入ってくるので冬は寒い
- 汚れや埃が付きやすくなる
- 劣化が早くなる
最大のデメリットは電気代がかかることです。わずかですが節約をしている人にとっては大きなデメリットです。いつも外の空気が入ってくるので冬は寒いです。室内の空気を吸っているので、汚れや埃が付きやすいのです。いつのまにか換気扇に埃が付着していることはあります。換気扇を回すと掃除をしなくてはいけないのです。
24時間回しっぱなしにしていると劣化が早くなります。騒音や壊れることもあります。ただし、アパートの場合はもし壊れたとしても管理会社や大家さんに問い合わせをすると修理や交換をしてもらえるので安心して下さい。
お風呂からあがったらシャワーで洗い流すのがポイント
入浴後は浴室全体をシャワーで洗い流しましょう。このことは換気と同じくらい重要です。石鹸カスや垢は、カビのエサになるので残さないように、シャワーで洗い流しましょう。
ただし天井にまでシャワーをかけてしまうと、水滴になるので拭き取りをしないといけません。拭き取りは面倒なので天井には水をかけないようにしています。シャワーの温度は40度にしています。熱いお湯や冷水で流した方がいいと言われていますが、私はいつも使っているシャワーの温度で壁に掛けて流しています。
また浴槽のお湯を抜かない家庭も多いですよね。その場合は必ず浴槽のフタは閉めましょう。フタが開いているといつまでも湿気が出ている状態になってしまいます。最後の人は必ずお風呂のフタを閉めてから上るようにしましょう。そして換気扇を回すことを忘れないようにしましょう。
お風呂の換気扇の音がうるさい!こんな原因
お風呂場の換気扇から異音がする原因は以下のどれかになります。
- 劣化
換気扇も電化製品の1つ。電化製品の寿命はだいたい10年と言われているので換気扇も同じです。モーターが古くなり変な音が出ている可能性があります。 - ホコリや汚れ
お風呂の換気扇にもホコリが溜まります。キッチンの換気扇は掃除をすることが多いと思いますが、浴槽の換気扇はなかなか掃除をする機会はないかもしれません。そうなると知らない間に汚れが溜まっている可能性があります。ホコリが溜まると異音がする可能性もあります。 - サビ
お風呂場は湿気や水分が多いのでサビが付きやすくなります。湿気が換気扇の中に入り、ファンやモーターに付き異音の原因になることもあります。 - オイル不足
使っている年数が長くなると回転軸のオイルが減ります。オイルが不足すると滑りが悪くなるので異音がする場合もあります。
浴槽から異音がする場合はこのような原因が考えられるので点検をしてみましょう。自分で解決できない場合は管理会社に連絡、もしくは業者の人に修理をお願いするようにしましょう。