この記事の目次
高速道路を運転する時のコツ!出発前の準備は大切
高速道路は一般道と違って、自分のタイミングで停止したり休憩することが出来ません。
周囲の車に迷惑をかけたり、何より危険です。
なので出発する前に、きちんと準備を整えておくことが大切です。
- 燃料の残量
- タイヤの空気圧
この2点はとても重要なポイントです。
途中でガス欠に気が付いても、すぐに給油出来る環境があるかはわかりません。
運転中にガス欠なんてことにならないように、高速道路を運転する前に燃料計を確認して、残量が少ないようなら事前の給油をおすすめします。
同様に、タイヤの空気圧もとても大切です。
高速道路という、通常よりも高速で車を運転する環境で、もしタイヤが破裂してしまったら…、大な事故を引き起こす可能性にもなります。
タイヤの空気圧が低い状態で運転をすると、タイヤの破裂にも繋がるので、定期的な点検が大切です。
指定空気圧よりも、少しだけ高めにしておくといいでしょう。
高速道路を運転する時のコツ!高速道路に入る前にチェック
いくら運転に慣れていても、いつもと違う道路を運転したりすることは緊張感や心配といった心理が働くと思います。
それが一般道ではなく、高速道路となるとなおさらでしょう。
交通ルールやマナーも、一般道とは異なる部分もありますからね。
高速道路を運転するコツとしては、やはり高速道路の交通ルールやマナーを知っておくことでしょう。
高速道路では事前に道順を認識すること
高速道路は複雑な道路はほとんどないので、目的地に向かってひたすら進んで行くだけです。
直進が多いので、右左折をすることもあまりありません。
しかし、どこから高速道路を降りたらいいのか、インターチェンジではどこの方向へ進めばいいのかということは事前に確認しておく必要があります。
高速道路を運転してから慌てても手遅れです。
ETCを利用する場合の準備
ETCは時速20km以下の速度で通過することを原則としています。
速いスピードで通過することは危険なので、ゲートを通過するときは減速しましょう。
また、事前のカードの準備をしていないとスムーズにゲートを通過することが出来ず、他の車にも迷惑や危険を及ぼすので注意しましょう。
高速道路を運転するときのコツ!合流地点について
高速道路を運転するときに、合流地点があります。
合流地点では、より周囲の車への注意や配慮が必要になります。
- 合流レーンに入ったら加速する
- ミラーと目視で、やや後方の車の流れや速度を確認する
- いつか入れるだろうではなく、ここで入るという場所を自分で決める
高速道路は、一般道より速い速度で運転しています。
もし万が一、事故にでもなれば、重大な事故になってしまいます。
一人一人が事故を起こさないように、強い自覚が必要です。
また、必ずウインカーも使ってください。
右左折や車線変更時に、ウインカーを出さないことは非常に危険です。
周囲はその車がその方向に進むかなんてことは、事前に知るはずがありません。
ウインカーを見て初めて知るのです。
ウインカーを使わないと、割り込み運転となり危険ですし、された方は気分も良くありません。
ウインカーを使うことで、どのように進むのかという意思表示にもなり、スムーズな合流をすることが出来ます。
車間を譲ってもらったときには、お礼の合図も忘れないようにしましょうね。
高速道路を運転する時のコツ!速度制限と車間距離
次は、高速道路の速度制限や車間距離について考えていきましょう。
高速道路の速度制限
高速道路の制限速度は、天候や道路の状況によって制限がかかることもありますが、原則としては大型乗用車、普通自動車、大型自動二輪車、普通自動二輪車については最高速度は時速100kmと定められています。
最低速度は50kmです。
この範囲の速度で運転することが義務付けられています。
区間によって速度の指定があることもあるので、その場合は表示標識に従ってください。
高速で長時間運転していると、速度感覚が鈍ってきます。
100kmで運転していても、だんだんそれほど速く感じなくなってくるので、こまめに速度計を確認するようにしましょう。
車間距離
路面が乾いていて、タイヤも新しい場合でも車間距離は100mは意識しましょう。
路面が濡れていたり、タイヤが新しくない場合はより注意が必要です。
150~200mの車間距離を意識するようにしましょう。
高速で運転しているので、停止するにも距離が必要です。
余裕を持った車間距離を保ちましょう。
高速道路を運転する時はこまめな休憩も大切!
高速道路を運転していると、スムーズな流れについついスピードが速くなってきたり、単調な道路環境に集中力が低下したりしてきます。
集中力が低下すると、眠気にも襲われてきます。
特に高速道路での眠気は非常に危険です。
安全な運転のためにも、休憩する時間のゆとりが大切です。
目的地に早く着きたいという気持ちもわかりますが、何か起こってしまってからでは遅いのです。
休憩する気持ちも忘れないで下さい。
また、一般的に午前4時~6時は人間が一番眠気を感じる時間だと言われています。
明け方に運転するということは出来るだけ避けるようにして、出発時間を早めるなど調整することも必要です。
長距離を運転する場合は、ゆとりのある運転計画を立て、安全運転出来る気持ちの余裕も持ちましょう。