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納豆のネバネバを簡単に消す方法とは
ネバネバが特徴の納豆ですが、食器を洗う時にはこのネバネバが本当に厄介なんですよね。
食器からネバネバを落とすには簡単な方法があるんです。
それは食器洗いには欠かせない水!ネバネバは水に溶ける水溶性なんで、納豆が付いた食器を流水に付けておけば、ネバネバは自然とキレイになります。
しかし結構時間がかかるので、水道代がもったいないですよね。水道代を考慮すると一番いいのは水につけておく方法ですね。
しばらくつけておけば納豆のネバネバは水に溶けて、軽くすすぐだけでキレイにする事があります。
でも同じ水でもコレをお湯にすると、もっとネバネバが落ちやすくなりますよ。
蛇口から出る暖めのお湯でOK!丁度お風呂と同じくらいの温度です。実はネバネバはムチンと言うタンパク質です。タンパク質は知っての通り熱によって性質が変わるので、ネバネバが取れやすくなるんですね。
私は食器を下げたら、少し熱めのお湯でネバネバを流してからスポンジで洗いますよ。簡単にネバネバが取れるのでオススメです。
納豆のネバネバを消すようにかき混ぜるコツ
納豆は好きだけどネバネバがチョット・・・。と言う方は納豆のかき混ぜ方次第でネバネバが軽減されますよ。
方法はとっても簡単!納豆だけをかき混ぜるんです。最初に納豆に付いている辛子やたれを入れてついかき混ぜてしまいますが、まずは何も入れずに納豆だけをかき混ぜて下さい。
納豆に空気がたくさん含まれるのでネバネバが出来ずらくなり、いつもより食べやすくなりますよね。
そして混ぜた後にたれなどを入れて食べて下さい。
ちなみに納豆だけをたくさんかき混ぜると、ネバネバが最後にはなくなるという実験を見たことがあります。
しかしネバネバが無くなるまでは、本当に結構な時間を要するので実用的ではありませんし、納豆の味はどうなのかわかりません・・・。
私も納豆は好きですが、強烈なネバネバは好みません。なので納豆に卵を入れて納豆卵かけごはんにします。
適度なネバネバがいいです。我が家の子供たちも納豆を食べる時には卵は欠かせなくなりました!
納豆はネバネバを消す方が美味しく食べられる!?
適度にかき混ぜてネバネバを少なくした方が、納豆が美味しくなるって知っていましたか?
粘りが弱くなり食べやすくなるだけでなく、納豆に含まれるポリグルタミン酸がグルタミン酸に変わる事で美味しくなるんですよ。グルタミン酸と言えば言わずと知れたうまみ成分ですよね。
納豆が混ぜると美味しくなるのには、ちゃんとした根拠があったという訳です。
また納豆のネバネバを消す方法として「熱」がありましたよね。お皿を洗う時などはお湯で洗う事でネバネバが落ちやすくなります。
しかし食べる時には熱を加えてしまうと、納豆のいい所を消してしまうので要注意ですよ。
血液をサラサラにしてくれるナットウキナーゼが熱に弱いので、せっかく納豆を食べても効果が十分に発揮されなくなってしまう可能性があります。
炊きたての熱いご飯に乗せたり、お味噌汁に入れるよりも、少し冷めたご飯で食べる方がいいんですよ。
ちなみに納豆は50回以上かき混ぜるのがベストです!
箸についた納豆のネバネバを消すには?
納豆が苦手と言う方の中には、ネバネバが箸に付いたまま食事をするのが嫌だから。という理由の場合があります。
箸に付いた納豆をすぐにとる方法があるんですよ。
それは食卓にある味噌汁がポイントです!箸を味噌汁に付けるだけでネバネバが取れちゃうんですよ~。
味噌汁の熱と塩分がネバネバ成分を分解してくれるので、箸のネバネバはお味噌汁の中でぐるぐると箸を回すだけでOK。
気になるお味噌汁の方ですが、ネバネバなし!納豆の味もなし!変わりなくお味噌汁を頂けます。
これなら納豆と他のおかずを一緒に食べても、味やネバネバが移る事がありません。
また食べ終わった後の食器はお湯で洗う他にも、お酢を使う方法もあります。こちらもお酢がネバネバ成分を分解してくれるので、ネバネバが落ちやすくなるんです。
どちらもすぐに出来る簡単な方法なので、試してみて下さい。
納豆のネバネバを取って美味しく食べる方法
納豆を料理に入れてしまえば、ネバネバを少なくして食べる事が可能です。
熱を加えることでタンパク質が変化するので、ネバネバが気にならなくなります。卵などが固まるのと同じですね。
納豆チャーハンにしたり、納豆入りの卵焼きなどは納豆が苦手な人でも食べやすいと言います。
しかしナットウキナーゼは熱に弱いので、血液をサラサラにする血液溶解作用などを期待するのなら、納豆を熱しない方がいいと思います。
また熱を加える他にも、大根おろしと混ぜる方法もあります。これは大根にタンパク質分解酵素がふくまれている事が理由です。
納豆のネバネバを無くして食べているうちに、納豆の味に慣れてネバネバの納豆も食べられるようになるかも知れません。
全く納豆がダメ!と言う方は、まずはネバネバを無くして食べてみるのもいいかもしれませんね。