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秋に鳥取砂丘に行くなら服装は防寒対策をしっかり!
鳥取砂丘へのバスは「砂丘センター見晴らしの丘」で降ります。
車で行く場合は、無料の駐車場があるのが良いところ。普通車でも300台は停められると思います。有料でよければ砂丘の目の前に市営の「鳥取砂丘駐車場」があります。
砂丘へ行くには、この見晴らしの丘からリフトに乗って移動するんですが、これは往復の有料のリフトです。家族が多いとリフト代だけでも負担が多いかもしれませんね。
私たち家族が鳥取砂丘へ行ったのは10月でした。
雨こそ降っていないけれど気温が低く風が強かったので、すごく寒く感じました。
それでも移動で歩いているうちに体が温まるので、がっちり着込むよりもマフラーを巻いたりショールを掛けたりと温度変化に適応できる服装が良いと思います。
砂はすごく歩きずらいので、鞄や斜めショルダーなど両手があくようにしておくとバランスがとりやすく歩きやすいと思いますよ。
鳥取も真冬に雪が降ることがあります。ですからもっと寒い時期に行かれる方はコートや手袋が必須だと思っておいてください。
秋の鳥取砂丘は服装の他に気をつけたいのが「靴」!
鳥取砂丘へ行くなら気を付けたいのが「靴」です。
砂丘はもちろん一面の砂ですから歩きづらいうえに砂だらけになります。
何を履いて行けば良いか迷いますよね?こちらを参考に検討してみて下さい。
- 靴
スニーカーなどの普通の靴を履いていて良かったのは、歩きやすいという事。また砂丘には小石などもあるので安全に歩くのには適しています。ただ砂ですから靴ひもの隙間や、細かいところにも砂が入ってしまうので、紐のないタイプやお気に入りの靴以外のものを履いて行く方が良いかもしれません。 - サンダル
砂浜のような感覚で、足の指の間も足の裏にも砂がついても平気な人はビーチサンダルなどが良いかもしれません。ただ、靴よりは安全面では劣りますね。サンダルを持参しておらず、自分の靴を汚したくない人におすすめなのがサンダルのレンタルです。
サンダルは「鳥取砂丘パークインフォメーション」で無料で貸してくれることもあるようなので、出かける前に事前に確認しておくと良いでしょう。 - はだし
歩きやすさナンバー1!でもケガするかもしれないので小さなお子様にはおすすめしません。また夏は砂が激熱です。 - 長靴
長靴なら砂が入ってこないので快適です。でも長靴によっては重くて歩きづらいかも。
夏は蒸れます。
秋以外の季節は?鳥取砂丘でのおすすめな服装や持ち物
2月や3月も良いです。ただし服装は冬仕様で行きましょう。
4月くらいからコートではなく、カーディガンなどの羽織るものを着ていけば大丈夫です。6月後半からは半袖でもOK。
暑がりなうちの主人は5月に行ったときに、すでに半袖でした。他に半袖の人はまだいませんでしたが・・・。
鳥取砂丘に暑い時期に行く時は飲み物を持参して行って下さい。
砂丘の中にはお店も自動販売機もありません。
日差しや照り返しも強いので、熱中症や日焼け対策をしていくようにしましょう。
冬もおすすめな鳥取砂丘!見どころは?
冬の砂丘ってどうなの?
人間が過ごしやすい季節と言えば、春や秋ですよね。そこから考えると鳥取砂丘の冬は観光のベストシーズンとは言えないかもしれません。
冬でも砂丘へ行く事はできますが、観光客は少ないですね。天気が悪い日なら、誰もいない砂丘を独り占めする事もできます。
そんな寒々しいイメージの砂丘ですが、「冬だからこそ」の見どころがあります。
冬は海から強い風が吹き荒れる季節。その砂丘を作った原因の強風を砂とともにワイルドに味わう事ができるのが冬の砂丘の醍醐味です。
冬の砂丘へ行く時は上下に防水のウエアとゴーグルをつけていくと良いですよ。
鳥取砂丘にサソリはいる?いるのは・・・。
海外の砂漠にはサソリがいますよね。サソリは怖いし、気持ち悪いし私は苦手です。
鳥取砂丘にいる生き物たちをご紹介します
- 蟻地獄
成虫はウスバカゲロウと呼ばれトンボのような形をした虫です。
この蟻地獄の巣?罠?は主に梅雨の時期から夏にかけてよく見かけます。 - オオハサミムシ
昼間は砂の中で寝ているので、砂を掘ったりすると出てくるかも。
朝早く砂丘に行くとこういった夜行性の虫たちの足跡を見る事ができます。 - イソコモリグモ
こちらはお尻に卵の袋をくっつけて歩いている蜘蛛です。蜘蛛の巣の入り口には糸を張り巡らせて獲物を狙っています。見つけてみて下さい。
鳥取砂丘にはおそらくサソリはいません。
いる事が確認されているのはマダラサソリとヤエヤマサソリの2種類ですが、これらは小笠原諸島や八重山諸島などに生息しているようです。
また砂丘には鳥もよく訪れます。鳥取砂丘の海側の砂に巣をつくるコアジサシは人間がそばへ来ると空中から威嚇してきますので、春の産卵の時期には特に注意が必要です。
その他にはハマシギやコチドリ、トウネンなども見られるのでバードウォッチングも楽しめると思います。