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親への仕送りをしている人ってどの位いるの?結婚後も続けるの?
親への仕送りには大きく分けて2通りある
- 一つ目は、実家暮らしの場合に、自分の食費や水道光熱費を支払う目的でお金を渡すパターン。
- 二つ目は、離れて暮らす親への生活支援のために、お金を渡すパターンです。
とある調査によると、60歳以上の親に仕送りを送っている人は約1割でした。
思ったよりも少ない印象です。
周りの話を聞くと、毎月一定額の仕送りはしていないけど、ボーナスが出た時には、まとまったお金を渡したり、税金や医療費の支払いを負担しているという人が多くいます。
一定額の仕送りはしていないけれど、親への生活援助をしている人は多いのではないのでしょうか?
親への仕送り。結婚後は自分たちの生活の方が大事なのは当たり前。
親が健康で、現役で働いている場合には、子供が資金援助をすることは少ないと思います。
ですが、年金生活になると、親から資金援助があったり、同居の話を持ち掛けられるということもあるようです。
自分たちの生活で精いっぱいなのはどこも一緒です。
親には、自分たちの年金の範囲内で暮らすように努力してもらいましょう。
これは、収入の少ない家庭よりも、収入が多い家庭に多く見られるようです。
現役世代と変わらない、お金の使い方し続けてしまうことが、原因だそうです。
健康上の理由により、生活がままならなかったり、介護が必要で働けないから、生活費を援助して欲しいという話ならわかりますが、自分たちがするべき事をせずに、お金が欲しいだけで資金援助の申し出が出た場合には、きっぱりと断るようにしましょう。
- 大きな家に住んではいませんか?
- 不必要な車を所持してはいませんか?
- 不必要な保険にたくさん入ってはいませんか?
現役世代と同じような暮らしを、年金ではすることができません。
まずは、親ができることをしてもらってから、資金援助の相談は受けるようにしましょう。
親への仕送りは結婚後できなくなった時に、親がするべきこととは?
旦那さんが独身の時から、親へ仕送りをしていて、結婚後も続けているという人いらっしゃると思います。
旦那さんの親からしたら、「生活費」ですから、このお金がないと生活していけません。
ですが、こちらとしても生活していかなければなりません。
こちらの生活を犠牲にしてまでも、旦那さんの親への仕送りを続ける意味はあるのでしょうか?
もちろん、できるならしてあげます。
でも、自分たちの生活がままならないのに、親へ仕送りなんて続けられませんよね?
親の財力で生活できないのなら、思い切って「生活保護」を申請してもらいましょう。
これは「生活保護」を受ければよいという話ではなく、「生活保護を受けなければならないほどの経済状況なんだよ」と自覚させるための話し合いです。
人のお金を当てにして生活する人は、お金に対しての考え方が甘いのです。
そして、必要なものには使わずに、余計なものばかり買ったりします。
自分たちが無理を続けても、ゆくゆくは共倒れになってしまうかもしれません。
自分たちの地盤を強固なものにすることが、親への仕送りよりも大切なことです。
家計状況を知らない旦那へ、仕送りできない訳を数字で示しましょう。
旦那さんは、親に対して格好つけたいので「金を送ってやれ」なんて簡単に口にします。
ですが、実際は家計に余力があるわけでも、有り余るお金を稼いでくるわけでもないのが現実です。
簡単に実家に金を送ってやれと言うような旦那さんには、家計状況を目に見えるように数字化して説明してあげましょう。
「ご実家へ仕送りをしてあげたいけど、うちの家計状況ではどこからも捻出することができません。子供の学資保険を解約する?あなたのお小遣いからいくら出せる?生命保険を解約しようか?家を売って公営住宅に入居する?」と聞いてみましょう。
はじめはムッとするかもしれませんが、経済状況を把握すれば、他の方法を考えるかもしれません。
また、あなたも一円も渡したくないという姿勢を、見せるのはいけません。
例えば「ボーナスが支給されたら、3万円位なら支給してあげられるかも」と気持ちの部分を見せてあげてください。
ない袖は振れません。
ですが、旦那様の大切な親であることも事実です。
今まで育ててくれた恩もありますから、お金以外でできることがあれば、協力してあげましょう。
親が欲しがっているわけではないけど、ボーナスの時には気持ちだけ渡す
親に欲しいと言われているわけではないけれど、今までの感謝の気持ちを伝えたいから、ボーナスが支給された時に親へお金を渡してい人もいるようです。
ボーナスの支給額にもよりますが、両家の親へ1万円~5万円程度渡している方が多いようです。
また、現金ではなく一緒に旅行へ行ったり、食事に言ったり、古くなった家電製品を買い替えてあげたりしている人もいるようです。
親への仕送りは、夫婦で話しあって両方が納得して初めて実現できます。
旦那さんへ話す時には「できない」ではなく、「どうしたら送ってあげられるか」を一緒に考えるようにしましょう。