先生必見!発表会でダンスを年長さんに教える際の心構え

発表会でダンスを年長さんに教える場合、先生として一生懸命教えるのはもちろんですが、なかなかうまく伝わらなく練習が進まないということもあります。

発表会でダンスを年長さんに教える際の心構えとは?教え方のポイントは?

隊形移動を楽しんで練習するコツも併せてご紹介します!

発表会でダンスを年長さんに教える際の心構えとは?

運動会でダンス発表があるのに、子供たちがなかなか思うように動いてくれない・・・。そんな時、子供の心理を尊重したうえでダンスを覚えてもらいたいのであれば、まずは先生が捨てなくてはいけないものがあります。

それは「運動会の練習」という考え方です。でも運動会の為に子供にダンスを教えようとしているのに・・・と思うことでしょう。確かにそうなのですが「運動会の為にダンスを教えよう」という考え方は取り除いた方が良いでしょう。

それが難しいこともわかっていますが、一度やってみてください。そうすると、大分気持ちも楽になることかと思います。先生の準備が出来れば、次は子供の番です。

子供にも運動会ということを意識させないでください。「運動会の練習をするからお外に行きますよ~」なんて言うのはNGなのです。子供からも「運動会の練習」という考えを取り除いてあげて下さい。

そうすると、どうでしょう?あとは子供が音に合わせて、体を動かすだけで良いことになるのです。それって結構簡単です。だって子供は本来音楽や、音に合わせて体を動かすことが好きなのですから。

それにも関わらず運動会のダンスが上手く出来ないというのは、「運動会の練習」だからなんです。その為、運動会の練習という概念をなくすことで、子供は自然に体を動かすことが出来るようになるということです。

発表会で年長さんが披露するダンス、教え方のポイントは?

子供にダンスを教える際、よく子供と向かい合わせになって教えている保育士さんがいます。でもそれって実際は動きが逆なわけで、教え方としてはあまり良くありません。

だからダンスを教える際には2人体制で、1人が園児と同じ方向を向いて一番前に立ち、もう一人が背後で園児たちの様子を見守れば良いのです。そうすることで子供たちは先生の動きをそのまま真似すれば良くなるので、覚えやすくなります。

そして子供は毎日同じことをすると飽きてきます。だから、練習をする際には日にちをあけ、練習をする日には丁寧にやると良いでしょう。

ダンスの衣装を作る際、材料は100均で調達するのがおすすめです!ポリ袋やカーテン生地、スカーフなんかも衣装の立派な材料になりますよ。

そのダンスにもよりますが、ポリ袋が結構使えると思います。遠くから見ても光に反射してキラキラと光ってキレイです。紐を通せば絞り袖にだってなります。

年長さんの発表会でダンス、隊形移動を楽しんで練習するには?

隊形移動のダンスで動きがしっかりと合うと、踊っている方も見ている方も楽しくなっちゃいます。

練習するにあたっては、踊り始めるタイミング、どの部分でどの形になるのか、この形でどの踊りをするのか、といったことをきちんと覚えなくてはいけません。

覚えるには何度も練習する事は大切ですが、子供の場合同じことを繰り返すと確実に飽きます。飽きさせない為には「練習」という言葉をあまり使わない方が良いでしょう。

練習=やらなくてはいけないという感じがしてしまい、嫌な気持ちになる可能性があるからです。

そういった場合は、練習ではなく遊びの延長という感覚でダンスをしてもらうと良いでしょう。例えば「ダンスごっこしようか!」といったように「○○ごっこ」という言い方をするだけで、子供は楽しいというイメージを持つかもしれません。

もともと子供は元気で体を動かすのが好きなので、声のかけ方次第でやる気も集中力も違ってくるでしょう。

年長さんの発表会見で親は子の成長を実感する

発表会で年少さんが合唱をしている時点で、私はもう涙を堪えるのに必死でした。年長の娘はその中にいないのにも関わらず・・・。だって、年少さんが一生懸命に歌を歌っている姿を見て、娘が年少だった時のことを思い出してしまったんです。そんな娘ももう年長で、最後の発表会なんだと思うと、ジーンときてしまいました。

そしていよいよ、娘が出る劇です。子供たちは練習の時より少し早口な感じはしましたが、それでもみんな上手でした。他の役の子のセリフも言えちゃうくらいに、何度も練習した成果がしっかり出ていたと思います。

我が子は人魚役でした。なぜその役を選んだのかと聞くと、「セリフが少なくて楽なのに、衣装は可愛いから。」と・・・。親としては、もう少し違う理由を言って欲しかった気持ちはありますが、それでも舞台上で立派にセリフを喋っていましたよ!

子供は本当にあっという間に大きくなります。そんなことを考えながら見ていたら、もう涙がボロボロでした。

発表会でダンスを披露する子供たちの成長と親の存在

幼稚園の発表会は、それぞれの園によって違ったり、工夫があったりなど、見ていてとても楽しむことが出来ます。本当に、どこの発表会も素晴らしいと思うものばかりです。

そして、発表会においてとても大切だと思うことがあります。

それは親の存在です。

子供たちは発表会に向けて、先生と一緒になって一生懸命に練習します。その練習の成果を見ることが出来るのが発表会なのです。

発表会を親が見るというのは、子供にとっても、そして親にとっても意味のあることなのです。

練習では出来なかったのに、発表会当日に成功させるという奇跡が起こることもあります。子供のモチベーションによるところもありますが、何より親の声援が子供の背中を後押ししていると考えられます。

だからご両親には、是非子供の発表会を見に行って欲しいと思います。親でない私ですらどの発表会を見ても感動するのですから、子を持つ親であればきっと更に胸がジーンとすることでしょう。