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可愛い猫だけど邪魔しにきてパソコンができない事がよくある!
家で仕事をしようとしているのに猫がキーボードの上に乗ってしまったり、モニターとキーボードの間にいて邪魔になったりします。パソコンを使いたくても猫に邪魔されて仕事をするのを諦める人もいます。
「パソコンをしていると猫が邪魔してくるんだよ~」とノロケのように嬉しそうに話してくる人もいますが、本当に困っている人もいるでしょう。
飼い主のパソコンの邪魔をなぜするの?パソコンを好む理由
- 電気が通って熱を発して暖かいため
- 人の視線が集まっている場所が好き
- タイピングの音が面白く気になるから
- キーボードのでこぼこやマウスの動きが面白い
飼い主が大好きで甘えん坊な猫は、飼い主に構ってもらいたい気持ちがあります。せっかく家に帰ってきたのに、パソコンに向かって構ってくれないと、飼い主の注意を引きたくて邪魔してしまう場合もあるでしょう。
飼い主の注意を引けるし、かすかに暖かいし、カチャカチャと音がして面白いなど猫にとってお気に入りの場所になる条件がそろっています。
猫が邪魔しに来るのはパソコンが起動している時!
パソコンの電源が入っていないときは興味がなさそうなのに、パソコンの電源を入れて使い始めると猫が邪魔しに来ることがあります。猫がパソコンに嫉妬しているように感じて嬉しくなる飼い主もいるでしょう。
パソコンを使っているときに猫が邪魔しに来て、モニターを見ている場合は、モニターに出ているカーソルやスクリーンセーバーの動きに興味がある可能性があります。
モニター上でカーソルが動くと猫には、虫が飛んでいる動きが連想されて野生の本能が刺激されるのでしょう。カーソルの動きに合わせてにジャレついたりすることもあります。キーボードを打つ飼い主の指の動きにも、同じようにじゃれることがあります。
パソコンは電源を入れるとかすかに熱を発して暖かくなります。猫は温かいところがすきなので、パソコンの熱を感じて気持ちの良いお昼寝スポットだと思っているのかもしれません。
猫がパソコンの周りをウロチョロし始めたら、猫を抱き上げて床に降ろしたりすることもあると思います。飼い主がパソコンに夢中になっている時に、飼い主の気を引きたいと思っている猫にとっては、机から降ろされる行動も飼い主に構ってもらったと思う事になります。そのため、かまってほしくて何度も邪魔しようとしてしまうのです。
猫が邪魔しに来るのは飼い主さんが大好きだから。パソコンも好きな場所。
猫が飼い主の邪魔をするときは、好奇心や不安が原因の場合があります。
飼い主の気が向いている対象に対して、一緒に何かをしたいという好奇心と自分が放っておかれているという不安感などがあり、飼い主の邪魔をすると考えられています。
基本的には、年齢を重ねるごとにそういう行動は少なくなっていきますが、子猫の頃から室内で一匹で飼っている場合は高齢になっても子猫のような気質が残ったままのケースもあります。
子猫の気質が残っていると好奇心が強いまま成長します。室内飼いの猫は自分で餌をとる必要もないため、飼い主への依存度が高くなり、独立心や自立心が低くなる傾向があると言います。
そのため、キーボードに乗って飼い主の邪魔をしたときに飼い主が構ってくれると学習すると、飼い主にかまってほしくてまた邪魔をします。そして、また飼い主が構ってくれると安心するのです。
なお、猫は人間の感情から不安を抱くこともあると言われています。よく落ち込んだり泣いたりしている所をペットが慰めてくれたというエピソードを聞きますが、猫にも飼い主のいつもと違う様子が伝わり、気になって飼い主の傍をウロウロしたりします。
飼い主がじっと動かなければ生きてるか確認するために舐めてみたり、自分の存在をアピールするためにスリ寄ったりすると考えられています。
猫がパソコンを邪魔しに来るのは仕方ない?こんなアイテムもお勧め
- キーボード収納ボード、モニターラック
パソコンで仕事をしていると猫が邪魔しに来ることがあります。愛猫家にとっては可愛い行動ですが、場合によっては猫がキーボードを踏んで大切なデータが消えてしまったり、変な文字を打ったままメールを返信してしまう事もあります。
そんな事態が起こるのを防止するのにキーボード収納ラックやモニターラックがおすすめです。キーボード収納ラックやモニターラックにキーボードを収納すれば、半分引き出す程度で使うことが出来ます。半分程度出して使えば、猫の悪戯防止に使えるでしょう。
- キーボードカバー
猫がキーボードの上で寝たり、踏んだり、パソコンの周りをウロチョロ・・・すると、変な文字を入力してくれちゃったり、飲み物をこぼしたりしてくれちゃったりすることもあります。
キーボードの隙間に毛が入ったり、最悪キーボードの上で毛玉を吐いてしまう可能性もあります。
そんな時にも、キーボードカバーがあればキーボードを守ってくれるので安心です。
子猫に注意!パソコンなどの電気コードを噛ませない防止策を。
人間の生活空間の中には様々な電化製品のコードがあります。パソコンやスマホの充電コードなどは猫の目につく場所にあったりするでしょう。
猫が電源コードを噛んで導線部分がむき出しになってしまったり噛んでしまうと、猫が感電する恐れがあります。
特に、噛み癖のある猫は電化製品のコードには注意して下さい。感電して重症になる場合や口の中をやけどしてしまうこともあります。
コードにはカバーを掛けたり、猫が噛めない工夫をしましょう。
なお、乳歯から永久歯に歯が生え変わる時期の猫は特に色々な物を噛んでしまいます。歯の生え代わりで歯がムズムズして痒いため、噛んで紛らわそうとしているためです。
基本的に歯が生え変わると噛むのが自然に治まる猫が多いですが、時々大人になっても噛み癖が治らない場合もあります。