冬キャンプにタープは不要?冬こそタープが大活躍

キャンプといえば夏のイメージですが、上級者ほど冬にキャンプをするようです。一度、冬キャンプをするとその面白さがやみつきになってしまうのだとか・・。

そんな冬キャンプにタープは不要?それとも必需品?タープがいる派といらない派の両方の意見を調べてみました。

冬のキャンプでとくに力を入れるのは寒さ対策!それさえできれば、いつも以上にキャンプを楽しめるかも!

冬キャンプはタープが不要?いえいえ、そんなことはありません

夏向けのアイテムと言われるスクリーンタープですが、冬こそ活躍するんです。夏キャンプのような日陰幕として使うのではなく、リビングスペースとして使います。

冬にタープを使用すると風の影響をもろに受けてしまいますが、それこそが冬キャンプの面白さでもあります。いい意味で開放的と言えるでしょう。タープといっても、暖房で温めた空気を閉じ込めておける、フルクローズできるものもあるので、臨機応変に使うといいかもしれませんね。

また、薪ストーブをスクリーンタープに設置すれば雪が降っていても、タープ内を25℃くらいにできるでしょう。薪を十分に用意しておくことが大切です。1泊2日であれば、約50kgの薪があればいいと思います。

タープやシェルターは、夏の虫よけとしても使えますが、裾を覆うスカートがあるものなら外からの風や冷気が入ってこないので、秋~初冬でも暖かく快適に過ごすことができます。

火気を使用するときにはタープやシェルターだからといって、安心してはいけません。通常のテントと同じように、フルクローズ状態で使わないようにしましょう。

空気が通り抜ける箇所をきちんと2ヶ所以上確認してください。また、換気も忘れずにしましょう。

冬キャンプにタープは不要なんかじゃない!暖房を使うならタープは必要!

スクリーンタープであれば4面が壁で囲まれていて、生地にはメッシュが使われていますがフルクローズすると寒さをしのぐことができます。

全面をクローズすれば床がないテントとなるので、靴を脱ぐ必要もなく快適で便利なリビングとなります。もちろん、夏はメッシュの壁で過ごせば風通しを保ちつつ虫を避けることができます。ヘキサタープやレクタタープに比べれば解放感はありませんが、自由にクローズすることができるので人目が気になるときは一面だけクローズするのもいいでしょう。

スクリーンタープのいいところは、石油ストーブが使えることではないでしょうか?
石油ストーブは、テントの中などでは使用できませんがスクリーンタープであれば壁をメッッシュにして換気ができるので使うことができます。

薪ストーブも味があっていいですが、準備に時間がかかってしまいますよね。石油ストーブなら用意が簡単なので一台持っておくのもいいでしょう。寒さと温かさの両方を味わえるなんて、冬キャンプは贅沢ですよね。

冬キャンプじゃなくてもタープは不要?その理由とは?

キャンプはいつもの便利さをなくして、不便利さを楽しむものでもあります。ですので、タープはいらない派という人もいるのもわかります。

では、どんな理由からタープは必要ないのでしょうか?

タープはキャンプにおける屋根となります。日陰であったり、虫よけであったり便利ですよね。しかし、多くのキャンプ場は木漏れ日やさりげなく見える空が楽しめるように作られています。

そんな場所で、タープを張るのはもったいないという理由からタープはいらない派がいるようです。また、キャンプに来てまでプライベートが必要?ということからタープは使わないという理由もあるようです。

確かに、タープがあることで空間が狭くなってしまうことがありますよね。大勢でキャンプをするときは、あえてタープを張らないというのもいいかもしれません。

タープを張らないで開放的だからこそ、キャンパー同士の出会いなども生まれそうですね。そんなコミュニケーションを楽しめるのがもしかしたら、キャンプの醍醐味なのかもしれません。

冬キャンプで一番気をつけるのは寒さ対策!みんなはどうしてる?

あえての冬キャンプは、寒さ対策をするのもひとつの楽しみと言えるようです。モコモコの暖かい服装、耐寒性の高い寝袋やテントなどキャンプ用品は日々進化していますよね。
今までは実用性の高いものばかりでしたが、最近では実用性や機能性プラスオシャレにもなってきています。そんな防寒グッズを探すのも楽しいですよね。

冬キャンプの持ち物といえば、焚き火台です。焚き火は、キャンプの醍醐味ではないでしょうか。暖をとったり、料理をしたり、自然の中に溶け込む灯りですよね。

また、冬キャンプはキャンプ用薪ストーブもいいでしょう。暖かさ抜群の薪ストーブは
雰囲気もあり、おすすめ暖房器具となります。

確かにたき火よりは火を楽しめないかもしれませんが、料理をするときにも活躍します。天板に鍋やフライパンなどを乗せて、煮込みや炒め物などを作ってもいいですし、本体内でオーブン料理をすることもできますよ。

冬キャンプの暖房として、一番手軽なのが石油ストーブではないでしょうか?コンセント不要のものであれば、どこでも使えるのがいいですよね。家の暖房として使っているものがあればそれを使うのもいいでしょう。薪を用意する必要もなく、煙もでません。

冬キャンプの楽しみ方は十人十色!あなただけの楽しみ方をみつけよう

冬キャンプをする人はキャンプ上級者の人が多いのではないでしょうか?そんな上級者はどんな寒さ対策をしているのでしょうか?

寒さは、足もとからきます。とくに下半身の防寒が重要となります。いくら上半身を温めてもスニーカーではどんどん冷えてくるでしょう。防寒や防水のしっかりした靴やブーツ、長靴を選ぶようにしましょう。

キャンプチェアーに座るときにも、フリースケットを一枚敷いてあるだけでまったく違います。冬キャンプに限ったことではありませんが、一番気をつけなければいけないのが寝るときです。

お酒を飲めば、寝れると思ったら大間違いです。寒いと眠れません!そして寒さで酔いも冷めます。コットやマットを使って地面からの冷却対策が肝心です。冷えを伝えないようにするのがポイント。コットにマットを敷くのもおすすめです。

銀マットを使うときには、銀色が下で青いウレタンが上になります。銀面で直接冷気を防ぎ、ウレタン部が保温効果となります。逆で使っている人が多いのではないでしょうか?
冬キャンプはちょっと不安という人は無理をせず、コテージやキャビンを利用するのもいいでしょう。