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水槽のリセットの手順!水作りが大切です!
水槽の水を変える時に、水槽を洗った後に水道水をそのまま入れるわけには行きません。
水槽の水は1週間前位から用意をしておきます。まずはバケツなどに汲み置きをして下さい。そして出来れば水槽内にいるバクテリアを新しい水にも住み着かせるために、水槽で使っているフィルター、ろ過装置を水槽の中でも回します。
しかしこれをすると今使っている水槽にフィルターがないという問題が発生します。
なので水槽にいる熱帯魚が心配という方はやめた方がいいですね。
1週間のうちに数時間、何日かで良いので新しい水でフィルターを回してバクテリアを住み着かせるようにしてから水替えを行います。
水槽の水替えは今ある水を3分の1程度残して、新しい水と入れ替えるのが通常ですが、苔の繁殖はひどい時などは、水を残しておくとすぐに苔が発生してしまうためにリセットをする事があります。
リセットする時には水作りが重要なので、不安な方は熱帯魚を購入したところに相談をしてみるといいですよ。
水槽をリセットする手順!水を抜くときの注意点!
水槽の水替えは大変そうに感じますが、手順を抑えればそうでもありません。水替え用のポンプがあればより簡単に水槽の水を抜くことができますよ。
ポンプがなくてもOK!普通のホースを使って代用する方法
その手順を紹介していきます。
- ホース全体を水槽の水の中に入れて、ホース全体を水で満たしてください。
- 片側のホースの口を水槽の中に入れたままの状態で、指でふたをします。水で満たして密封状態にしましょう。
- 指でふたをしたまま水槽からホースの引き上げて、水槽よりも低い場所に置いたバケツの入れて下さい。これで指を離すと水がバケツの中に移っていきます。
これで水槽の水をバケツに移す事が出来ます。
バケツに水を移したら次に魚のヒレなどを傷つけないように、注意をして移していきます。
魚避難用のバケツの他にも砂利を洗う用のバケツなど、水槽の水替えをする時はいくつかバケツを用意してい置くと便利です。
水槽をリセットするときの手順について
水作りや水槽の水の移し方などをご紹介してきました。続いては水槽をリセットする方法です。
水槽をリセットする時の大まかな手順をご紹介
- ろ過装置やヒーターなどコンセントにつながっている電気類の電源をオフにしましょう。
- 流木などを水槽に配置している方は取り出すと作業がしやすくなります。配置している大体の物を取り出したら、水をバケツに移し替えます。水を移し替える手順は上記した通りです。バケツにエアレーションを移したら魚も移動させてください。
- ソイルや砂利を取り出して水槽を洗います。砂利も洗ってください。
これで水槽がキレイになりました。戻すときの手順は逆にしていきましょう。新しいソイルや砂利を入れて、水を入れます。
ろ過装置やヒーターを入れて電源をオン、水草や水槽の中に入れるアクセサリー類を配置してください。最後に魚を入れて終了です。
リセットの仕方に決まりはありませんので、自分のやりやすい手順を考えて行っても大丈夫です。
水槽をしっかりリセットする為の手順は?
一般的なリセットの方法をご紹介しましたが、しっかりと殺菌も行いたいという方は塩素系漂白剤を使って水槽内の掃除を行ってください。
水槽にいる魚などを避難させたら、ろ過フィルターを入れて水道水、塩素系漂白剤を入れます。この時の量は水10リットルにキャップ1杯程度で大丈夫です。
この状態でろ過フィルターを1日回します。この時に一緒に殺菌したい水槽内のアクセサリー類があれば一緒に行ってください。
1日たったら、汚れがほとんど落ちていると思います。水を全て捨ててもう一度水道水を入れてろ過フィルターを回します。この時は1~2時間程度でOKです。
再度水を捨てて、水槽内をスポンジなどで洗いましょう。ろ過フィルターの中も漂白剤が残らないようにキレイにすすいでください。
そして塩素残りがないように水道水をもう一度入れてフィルターを回します。水を捨てて乾燥させて終了です。
これでも心配な方は水槽に中和剤と水を入れてフィルターを回して、もう一度水を抜いて下さい。
温かく太陽が出ているなら水槽の乾燥は天日干しがおススメです!
水槽をリセットするときに気をつける事
水槽をリセットするのは魚などを移す場所なども必要な為、簡単な事ではありません。
病気にかかった時やコケがひどい時など、いろいろな理由があり水槽のリセットを行いますが、水槽の中にはいろいろな菌がいて当たり前です。
病気にかかるかどうかは個体が弱っているか健康かに左右されます。人間と同じですよね、同じ場所にいても元気で抵抗力がある人は風邪にかからない。しかし何らかの理由で免疫が低下している人は風邪にかかってしまう。
水槽の中でも同じような事が起こっています。
しかし病気の魚を水槽に入れておくのはやはり良くありません。別の水槽などに移して薬浴させ様子を見た方がいいでしょう。
リセットをしなくても水替えの回数を増やすなどして水槽の水質管理を行う事!それで十分に効果が期待できる場合もあります。