町内会役員の決め方はどうしてる?トラブルにならない方法とは

町内会の役員を自ら進んでやりたい!と思う人は、なかなかいないですよね。

そのため役員決めも大変で、決め方をどうするかというところから考えなくてはいけません。

他の町内会はどのような決め方をしているのでしょうか?早速調べてみました。

私の町内会の役員の決め方はこんな感じです

「私が町内会の役員をやります!お任せください!」と言って簡単になってくれる人ってどのくらいいるのでしょうか?

ほとんどの人が、役員を決める際に色々理由を付けてなんとか逃げようとするのではないでしょうか。

ある地区を参考までにあげますと、その地区は役員を決める際は基本的に全員出席となっているそうです。

決め方にも順序があり、役員対象の方へ前もって通知し、それから当日に候補者を選出したあと話し合って決定するそうです。
ちなみに、やむを得ず欠席する場合は、同意書の提出を義務付けしているとか。

とはいっても、全員出席って難しいのでは?と思いますが、欠席する場合の同意書には厳しい文章の記載があり、それによって欠席を悩む人が多いのが現実だそうです。

それは、「役員が決まらない場合は、欠席した人の中から選出する場合もある」といった記述があるからです。
欠席してしまったがために、自分が役員に選ばれるのはリスクが高すぎますよね。よって出席率が高くなるわけなのです。

町内会によって役員の決め方は様々です

役員の決め方に迷いますが、これは町内会や自治体によって決め方は様々です。地域の特性にもよりますし、昔からのルールが根付いているのも事実です。

特に多かった役員決めは「順番性」です。
一番揉めずに済む決め方とも言えます。みんなが順番で受け持つため、役員になってもすんなり受け止めることができます。家庭の事情によってはある程度考慮されることもあります。

「くじ引き」といった決め方もあります。
くじなので運が左右しますが、引いてしまうのは自分なので、ある程度諦めがつきます。ただ役員決めの会議に出席しない人も多いので、その場合は欠席した人の中から選出するなど、何かしらのペナルティを設ける町内会も多いようです。

「推薦」という決め方も昔からある方法です。
旧役員の人達が新役員を選出するのです。長年地域に住んでいる方が会長をしている場合なんかだと、この方法をとっている可能性は十分あります。

いずれにしても、どの町内会・自治体でも、公平になるよう独自のルールを設けています。

町内会の役員の決め方は難しい・・・。上手くいかずにもめることも

町内会の決めで揉めることは多々あります。

そもそも今までの役員の決め方がおかしいという地区もあります。例えば、町内会長や組長が率先して、「この人なら引き受けてくれるだろう」と言う人を選び出して「どうか役員をお願いします」と頼み込むことも。
推薦という形にも見えますが、そういった方法を行っている町内会の方が実は多いのではないでしょうか。

頼まれてすんなり引き受ける人もいるかもしれませんが、大抵の人は断りたいのが本音ではないでしょうか。だから役員も決まらず、今の役員さんが引き継げずに困ってしまうパターンに陥ってしまうのです。

次の人が現れないと、一度町内会長を引き受けてずっと10数年続けているという地域もたくさんあります。
昔からの慣習かもしれませんが、本音は「一度引き受けた以上なかなか辞められない」ではないでしょうか。それか高齢で体を壊して引退するか・・・です。

できるだけ不公平のない決め方をしよう!と方法を模索しても、新しい決め方について過半数以上の賛同を得られないと実行できません。
結局は、少しでも自分が当たる確率の低いやり方を選びたがるのです。

町内会役員の上手な断り方とは?

役員に選出されてどうしても断りたい場合はどうすればいいのでしょうか。

直接「やりたくない!」といっても、周りから説得されてしまう可能性もあります。
なので、「今期の役員ですか?いや~、○○じゃなかったらお引き受けできたのですが・・・」と匂わせるのもひとつの方法です。

はっきりと直接は断っていないですが、引き受けれない理由と共になんとなく断っていると感じさせることができますよね。

残念な気持ちを伝えるのは、断る時の王道です。

「せっかく声を掛けていただいたのですが・・・」「引き受けて頑張りたいところなのですが・・・」というように、本当は引き受けてやりたいけど残念!という気持ちを表現するのです。

あとはちょっと難しいテクニックになりますが、「代案を提示する」といった方法もあります。

今期はどうしても引き受けることはできないけど、来期なら引き受けできるかも・・・といった感じです。

班長は町内会費の集金の仕事が大変!?

町内会の班長になることもあります。

どんな仕事をするのか不安になると思いますが、一番の大きな仕事は「町内会費の集金」です。
町内会によっては、一年分を一括でまとめて集金するところもありますので、そうなると大きな仕事はそれが済めば終わりとなります。

一軒一軒内を回って領収書を切ります。ずっと不在な家があると、集金が完了せず苦労することもあります。

他にも赤十字や赤い羽根の募金などがありますが、これらはまとめて町内会費から出すので回覧板を回すだけで済むことがあります。

あとは掃除関係です。
どぶ掃除や公園内の草取りなどでがあります。年2回程度で済む地域が多いようです。

町内会によっては、夏祭りや子供神輿、クリスマス会など、イベントを多く設けているところもあります。その反対に、まったくイベントがない町内会もあるので、地域によって班長の手間も大きく変わってきます。