妻が専業主婦で子なしの夫婦が離婚した場合のエトセトラ

近年増加傾向にあるという、子供を作らない夫婦、いわゆる子なし夫婦。

その子なし専業主婦を妻に持つ家庭が離婚する可能性が高いといわれているようです。

では、離婚の原因は?

また離婚した場合、子なし専業主婦の妻にメリットはあるのでしょうか?

そんな子なし専業主婦の離婚にまつわるアレコレをまとめてみました。

後悔しないためにできることも紹介していますので、悩んでいる人はぜひ参考にしてくださいね。

子なしの専業主婦が離婚する可能性が高いって本当?

子なし専業主婦は本人だけに焦点を当てるととても充実した生き方に見えます。しかし家族のプレッシャーからストレスを感じたり夫が理解してくれないと、子なし専業主婦としての生き方が揺らぎます。

悩みが深刻になると、夫婦の間にも溝が出来てしまい、最悪の状態になると離婚する場合もあります。結婚をすると、自分以外の家族とのつながりが出てくるのでいい関係性を築こうと心がけるのが大切なことです。

家庭により価値観の違いがあるので何が正解かはありません。でも子なし専業主婦の場合は、自分の価値軸をきちんと持ち、夫や義両親などの周りへの思いやりの気持ちを持たないと、離婚する可能性は高くなります。

信頼関係は積み重ねるのに時間はかかりますが、崩れるのはあっという間です。充実した生活をしていると感じる場合は、同じように周りの人も充実した生活が出来ているか、対話を増やしていい関係を作っていく事をおススメします。

子なし専業主婦が離婚する原因と離婚のメリット

子なし夫婦の離婚の原因

付き合っている時は、お互いを思いやり、心が通じていて、結婚当初も上手くいっていたのに段々お互いが遠慮をしなくなってしまい、お互いの嫌な部分も見えはじめ喧嘩が絶えない。こんなはずではなかったのに!思う夫婦も多いのではないでしょうか?

結婚生活は毎日夫婦が顔を合わせるので、段々お互いの関係に慣れて本音が出てきます。理想とはかけ離れた結婚生活を我慢するのが嫌になります。

離婚の原因は色々あります。性格の不一致や、どちらかの浮気、金銭問題、生活のすれ違いなど夫婦によってさまざまです。

子なし夫婦の離婚は得?

子供がいないと、お互いの意志だけで離婚は簡単に出来ます。夫婦が共働きの場合は生活費で困る事はありません。もし専業主婦でも、離婚して再就職することは難しくありません。

協議離婚の手続きは簡単

夫婦で話し合いの結果離婚に同意した場合を協議離婚といいます。離婚の手続きに必要な書類は、離婚届、印鑑、戸籍謄本になります。注意しなければない事は離婚届けに記入する時に証人2人(成人の人)の署名、押印が必要になります。

離婚届の書類は婚姻している夫婦が、夫または妻の本籍地又は住所のある市区町村役場に出します。協議離婚には提出期限はなく、婚姻している夫婦が提出することでいつでも離婚が出来ます。

新たな人生が始まる

離婚届の法律上の効果は提出をした日からになります。書面を1枚出すだけで子なし夫婦はその子の一切の関係が切れます。

子なし専業主婦はいきなり離婚ではなく別居する?

夫の給料で生活を送っていたけど、突然離婚することもあります。離婚することになった場合は離婚が決まるまできちんとお金にのことについて話合いましょう。

「顔もみたくない」「距離を置いて生活する」などの離婚をする前の別居については離婚がきちんと決まるまでは、いくら別居といってもいつも通りに生活が出来るための費用は基本お互いが分担します。専業主婦だから収入がないので別居は無理と諦めることはありません。離婚する前に別居をしてみるのもひとつの方法です。

子なし離婚の場合、専業主婦だったあなたは今まで自由な時間の使い方も出来ています。その後の生活には不安だと思いますが、子供がいた場合よりも良かったと割り切り新しい生活をスタートさせましょう。仕事も子供がいない場合は早く見つかり正社員で働くことも可能だと思います。

子なし専業主婦が離婚。そのリスクとは

子なし専業主婦は離婚と言われると怯えてしまいます。離婚と言われ夫がいなくなると、自分には何も残らないからです。

でも子なし専業主婦が離婚と言われても、人生に絶望することはありません。理由は人生はいつからでも楽しみやりたいことを見つけることが出来るからです。

再婚するにしても、子供がいないと比較的うまく行きます。第2の人生をスタートさせて再就職したり新しい仕事を始めたり資格を取るのもいいですね。

1度結婚しているので、独身の時より広い視野で周囲の事を見る事が出来たるので余裕が出来ます。いずれ再婚と考えている場合は職場は最高の出会いの場になります。お金を払って婚活パーティーに行ったり、結婚相談所を利用しなくてもよくなります。

専業主婦が離婚をして後悔しないために

離婚して後悔した専業主婦

何十年も専業主婦でいると、外の世界がうらやましくなり、働きに出たい、又は新しい出会いが欲しくなります。なので自由になりたいという思いで離婚をする人もいるのです。
でもいざ離婚してみると、今までどれほど夫の助けがあったのか、どれほど頼って生きて来たのかを思い知り後悔する人も多いのです。

一時的な感情で離婚したり、再婚に失敗してお金だけがなくなる場合や自己中な考えで夫を傷つけてしまうことも多いです。離婚は結婚する時以上に慎重になる必要があります。

長い間一緒にいると、夫婦関係は破綻していると思われがちですが、一緒にいるからこそ分かる2人の空気感や、嫌な事を乗り越えて来たことを忘れないようにしたいです。

それでも専業主婦が離婚を決意した場合は後悔しないために準備しましょう。離婚のリスクを考える事やへそくりが必要になります。専業主婦が離婚すると夫と離れ生活するために社会に出て働かなけれなならないリスクがあります。こちら側からの離婚の申し出なら財産分与も少なくなります。